2019年03月26日

ボディコントロールの手順

 人間の手に対する恐怖心や抵抗感がすっかりなくなったら、いよいよボディコントロールのしつけを開始。すべてに共通しているのは「人の手で触られる」という刺激と快(強化刺激)をリンクする古典的条件付け、および「抵抗せずじっとしている」という行動と快とをリンクするオペラント条件付けである。すべてのステップで触る→じっとしている→ごほうびという手順を流れるように行うこと。
(ボディコントロールの手順)
・犬の嫌がらない場所を触る
・犬の耳を触る
・犬の足を触る
・犬の鼻先を触る
・犬の腰を触る
・犬のしっぽ(尾)を触る
・横になっている犬を触る
・仰向けの犬を触る
・触る強さや時間を変えてみる
・おやつの回数を減らす
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2019年03月25日

ハンドシャイを直す

 ハンドシャイとは犬が人間の手を怖がってしまう状態のこと。人間との接触経験が少ない子犬や、人間の手で叩かれるなどの虐待を受けた犬においてよく見られる。犬にボディコントロールをマスターさせる際は、まず人間の手に対する恐怖心を完璧に克服していなければならない。
・止まっている人の手に慣らす
 まずは人間の手がもつ視覚的な情報に慣らそう。要するに止まっている人の手を見ても怖がらなくするということだ。
 事前に床をきれいに掃除しておき、手のひらを上にして置きく。そして50cmほど離れた場所におやつを置いてみよう。犬が近づいてきて食べてくれるはず。食べ終わったら今度は40cm離れた地点に置いてみよう。犬が食べてくれたら今度は30cm地点に置いてみる。食べてくれなかったらもう一度50cm地点に戻そう。このような作業を繰り返すことにより、犬は「人間の手は自分に害を及ぼすものではない」と学習していく。
・人間の手とごほうびをリンクし犬の恐怖心を減らす
おやつの置き場所が限りなく手に近づいたら、今度は手のひらの上におやつを置いてみよう。このときむやみに動かさないようにする。犬が抵抗なく食べてくれたら成功。少し戸惑っているようなら10〜20cm離して置き、犬の警戒心が少なくなるまで待つ。スムーズに食べてくれるようになったらもう一度手のひらの上に置いてみよう。このような作業を繰り返すことにより、犬は「人間の手はおやつの合図である」と学習していく。 人の手からおやつを与えることで「手=ごほうびの合図」という結びつきが形成される 犬がスムーズに手のひらから食べてくれるようになったら今度は手の甲を上にして同じプロセスを繰り返す。また逆の手、半袖の状態、長袖の状態、手袋をはめた状態でもやってみよう。家族や知り合いがいる場合は、そういう人たちにも同じ動作を行ってもらう。こうした作業を繰り返すことにより、犬が人間の手を見て怖がるということがなくなっていく。
・ゆっくり動く手に慣らす
 止まった状態の人間の手に慣れたら、今度はゆっくりと動いている状態の手に慣らしていこう。
 指先でおやつをつまみ犬の鼻の高さにキープしたままできるだけゆっくりと鼻先に近づけ、おやつの匂いを嗅がせてあげる。犬がクンクンと匂いを嗅いで自発的に食べてくれたら成功。同じ要領で今度はさっきよりも早めに手を近づけてみよう。犬が怖がって後ずさりようなら早すぎである。もう一度動きをスローモーションに戻し、犬が警戒しないスピードを見極める。また上から迫り来る手は犬にとって脅威なので、必ず鼻よりも下になるように手の高さを調整することだ。犬がスムーズに食べてくれるようになったら徐々にスピードを早めていく。こうすることによって犬は「自分に近づいて来る人間の手は怖くない」と学習していく。 止まっている手は大丈夫でも動いている手を怖がる犬がいる 接近モーションに慣れたら、今度はおやつを持った手を犬の鼻先でゆっくりと横にスライドさせてみる。犬が自発的に鼻を近づけてきたら成功です。そのままおやつを与えよう。次は逆方向にスライドさせてみる。犬が警戒しているようだったら、移動速度を少し緩めてみる。こうした作業を繰り返すことにより、犬は「自分の目の前を横切る人間の手は怖くない」と学習していく。
犬が慣れてきたら逆の手、半袖の状態、長袖の状態、手袋をはめた状態でもやってみよう。家族や知り合いがいる場合は、そういう人たちにも同じ動作を行ってもらう。こうした作業を繰り返すことにより、犬が目の前で動く人間の手を見て怖がるということがなくなっていく。
・素早く動く手に慣らす
 犬がゆっくりと動く人間の手に慣れたら、今度は素早く動く手に慣らしていく。
おやつを指先に持ち、犬の鼻先に近づける。犬の注意を惹き付けた状態で、おやつを持った方の腕をゆっくり時計回りに回してみよう。犬が逃げずにその場にいたらおやつを与える。警戒して後ずさりするようならもう少しゆっくり回すようにする。時計回りが終わったら、反時計回りで腕を回してみる。犬がじっとしていたらそのたびごとにおやつを与えよう。
・あらゆる手の動きにならせておかないと咬傷事故が起こる危険性がある
今度はおやつを持ったまま、犬の頭上で円を描くようにゆっくり動かしてみよう。最初は犬の口が届かないような高さで行うようにする。犬がその場でじっとしていたり噛み付こうとしなければおやつを与える。うなったり噛み付こうとする場合は自分の死角にある手に慣れていない証拠。もう少し動きをゆっくりにして犬が警戒心を抱かないスピードで行う。犬が攻撃的にならなかったらおやつを与えよう。
犬が自分の周囲を動き回る人間の手に慣れてきたら、徐々にスピードを早めてみよう。いきなり高速で手を動かすと犬がびっくりするので、少しずつスピードを早めるように注意する。この作業を繰り返すことにより、犬は「自分の視界の中で動く人間の手はおやつの合図である」と学習していく。
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2019年03月24日

犬の弱点部位を知る

 犬の体には弱点部位、すなわち触られたくない場所がる。具体的には、他の犬と争いになったとき、噛み付かれて怪我をしやすい耳の先端、鼻先、足の先、しっぽ、雄であれば性器などへのタッチを本能的に嫌うことになる。犬は争ったときに攻撃を受けやすい先端部分へのタッチを本能的に嫌がるのである。
 基本的には触られても平気な部位から始めて徐々に弱点部位のボディコントロールに移っていく。理由は、いきなり苦手な場所から始めると、触られること自体が嫌になる危険性があるからだ。
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2019年03月23日

犬に対するごほうびいろいろ

 以下は代表的な犬に対するごほうびである。
・おやつ
 おやつをごほうびとして使う場合は犬がおいしいと感じるもの+カロリーの低いものを選ぶようにする。与えるときは犬が満腹にならないよう、なるべく少量だけにする。
・ほめる
 高い声で「よーし」や「いいこ」や「グッド」などの声をかけてあげる。言葉と同時に軽く1回なでてあげてもかまわない。ただしあまり激しく撫で回してしまうと犬が興奮しすぎて集中力がなくなってしまうため、軽くにとどめておく。
・おもちゃ
 おもちゃを選ぶときは、あらかじめ犬に何種類かのおもちゃを与えておいて一番のお気に入りを確かめておく。ただし一度与えると回収するのが困難になるため、しつけセッションの最後に与えるようにする。
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2019年03月22日

ボディコントロール・実践

 まずはしつけに入る前に「犬のしつけの基本理論」で述べた大原則、「犬をじらせておくこと」「一つの刺激と快不快を混在させないこと」「ごほうびと罰のタイミングを間違えないこと」「しつけ方針に家族全員が一貫性を持たせること」を念頭においておくこと。まだマスターしていない方は以下のページを読んで「すべきこと」と「すべきでないこと」が何であるかを把握しておこう。
・しつけの準備
 実際にボディコントロールのしつけに入る前に、以下のような準備を終わらせておこう。
・集中できる環境を作る
 1つのことを覚えるには集中力が大切。しつけの前には窓を閉じて外からの音を遮断し、テレビやラジオは消そう。気が散るようなおもちゃなどはすべて片付け、犬の意識が否応なく飼主のほうに向くように無味乾燥な環境を作ってしまおう。
 また犬の集中力は10分〜15分ほどです。集中力がなくなってきたらいさぎよくしつけを中断してその日の夜や翌日に改めて再開しまよう。飼主がしつけを焦って犬の感情を無視して強引に行ってしまうと、しつけ自体が犬にとっての苦痛になってしまう。
・ごほうびを用意する
 犬をある特定の行動に対して積極的にさせるためには、何らかの快(強化刺激)を与える必要がある。
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2019年03月21日

ボディコントロール・基本方針

 犬のボディコントロールに際して、飼主はまず以下のことを念頭に置く。
・してほしい行動  ペットの体を触り、体の一部を動かしてもまったく抵抗しないこと
・してほしくない行動 ペットの体を触り、体の一部を動かそうとすると嫌がること
 してほしい行動と快(ごほうび・強化刺激)、してほしくない行動と不快(おしおき・嫌悪刺激)を結びつけるのがしつけの基本であり、前者を強化、 後者を弱化と呼ぶ。これを踏まえてボディコントロールをしつける場合を考えてみよう。
・強化  「ペットの体を触り、体の一部を動かしてもじっとしていた」瞬間に快を与える
・弱化 「ペットの体を触り、体の一部を動かすと抵抗した」瞬間に不快を与える
 犬のボディコントロールのしつけに際しては正の強化を基本方針とする。
 これは「体を触った→抵抗した→犬を叩いて叱った」という形でしつけをしてしまうと、犬は「体を触られた→叩かれた!」と誤解してしまうからだ。これでは逆に体を触ろうとしたら犬がどこかに逃げてしまう。
だから犬が誤解してしまうようなしつけではなく、体を触ったり動かしたりしてもじっとしていた瞬間におやつなどの快を与えるという正の強化でボディコントロールをしつけるのが基本方針となる。
・望ましくない手法
 力ずくで仰向けに寝かせて押さえつける「アルファロール」、および力ずくで横向きに寝かせる「ドミナンスダウン」は望ましくない。人間で言うと、体重150キロのお相撲さんが上に覆いかぶさるようなもの。犬に大変な不快感を与え、時には反撃を誘発する危険性があるので、現在では特殊な状況を除き、否定されているしつけ方だ。たとえテレビ番組でこのようなしつけ方が紹介されていても真似してはいけない。
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2019年03月19日

犬のボディコントロールのしつけ

 犬のボディコントロールとは、飼主が犬の体を触ったり、体の一部を自由に動かしても犬がまったく嫌がらない状態のことである。犬が人間によって容易にハンドル(handle=操る)されるという意味合いで「ハンドリング・エクササイズ」(handling exercise)とも呼ばれる。
 ボディコントロールとは体中のどこを触られても犬が反抗せずじっとしている状態のことで、ボディハンドリング(body handling)とも呼ばれる。このしつけは噛み付き事故を予防するためにきわめて重要だ。
 頭をなでようと差し出した人の手をかんでしまったら大変である。例えば健康診断のために犬を連れて動物病院に行ったとしよう。獣医が聴診器で心臓の鼓動を確かめようと手を伸ばした瞬間、犬が噛み付いてしまうときちんとした診察や診断ができなくなってしまう。あるいは散歩中、マナーを知らない女性が「かわいい〜」などと言って飼主の許可を得ず勝手に犬に近づき、頭の上から手を差し出してなでようとした瞬間、怖がった犬が女性の手を噛んだら大変。たとえ相手の一方的な行動だったとしても、飼主の管理責任が問われてしまう。あるいは犬の扱い方を知らない乳幼児がいたずらに犬のしっぽを引っ張り、驚いた犬がその乳幼児を噛んでしまうかもしれない。
 またボディコントロールは犬の健康を保つためにも絶対必要なしつけである。犬との暮らしの中では歯磨き、ブラッシング、散歩帰りの肉球掃除など、どうしても犬の体を触らなければいけない状況がたくさんある。飼主が体に触ろうとするたびに逃げ出していたら、犬の体を適切にメンテナンスできなくなり、健康が悪化してしまう。
 このようにボディコントロール(ハンドリング)のしつけは、犬の咬傷事故を予防し、犬と飼主両方の生活や健康を守るために絶対必要なのだ。
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2019年03月18日

集合住宅で犬を飼うときの注意

近年集合住宅で、ペットを飼うことについては、賛否両論で、社会間題化しているが、たとえ一戸建ての住宅の場合でも、日本の密集した住宅事情にあっては、集合住宅でも大して変るところはない。
とくに気をつけなければならないことは、犬の吠え声である。なにしろ壁1つの境なので、小さな鳴き声でも、隣家にひびくことがある。1回の吠え声で、直ぐやめれば気にもならないが、連続的に続くと、不快感を与えることになるので、むだ吠えは絶対にさせないよう、きびしくしつけることだ。
また集合住宅は、共有部分が多く、廊下や、階段、ホール、庭などを専有することはできないので、そうした場所で、犬を放したり、ひもを長くして連れて歩いたりすることはやめよう。
大型犬の場合は目立ちやすく、過敏な犬などは、とかく近隣に迷惑を及ぼしやすいので、なるべくそうした犬は飼わないようにすることだ。
最後に近隣に対する気くばりと、コミュニケーションが大切であることを強調したい。
犬のしつけや訓練について、わからない方や、できない方は、各地の職業訓練士などに相談されるなり、委託されるといいのではないか。
posted by IT難民 at 03:45| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月17日

犬の服従訓練上の注意

 1.左側につけて歩く
 専門語で脚側行進という。つまり主人と一緒に歩くときは、常に左側に位置し、人の歩調、方向にあわせて行進しなければならない。よく街で見かける風景だが、犬に引きずり回されている人がある。とくに大型犬などの場合、大変危険である。
訓繰方法は犬にひもをつけ、「ついて」と命令し、左手で自分の左足を叩く。犬が人より先に進もうとしたら、ひもを強く引いて左脚側に引き寄せ、ついたらほめてやる。この際、綱引のような形で、人と犬の引っぱりっこをしたのでは直せない。つまり急激にガクンと引いて、引きっぱなしにせずにすぐゆるめる。すると犬はまたはなれようとするから再びガクンと引く。何回か連続すると、犬のほうがあきらめて引かなくなる。犬につける首輪や引皮は丈夫な品を使用しないと、強い刺激を与えるわけだから、破損する恐れがあるので注意することだ。こうして歩く練習をさせるのだが、右や左に曲ったり、早く走ったりゆっくり歩いたりして、常に左側について楽しく行進させ、喜んで歩くように身につけさせる。よくできるようになったら、犬に分らないようにひもをはずし、ひもがついてなくとも、ついて歩けるよう練習する。
 2.ハウス内でおとなしくさせる
 犬は自由を好み、犬舎にとじこめられることをきらうが、「ハウス」と命ぜられたら、素直に犬舎に入るように、訓練しなければならない。
その愛犬にひもをつけて「ハウス」と命令して、犬舎を指さし、ひもを引いて犬舎に引き入れる。犬舎の中に入ったらほめてやり、なかなか入ろうとしないときは犬のお尻をぶっておしえる。
また食事を与えるときは、必ず「ハウス」と命じて犬舎内に入れて食べさせるように習慣づけると、早く覚える。
犬舎内に入れると、外に出たがって騒ぐ犬がいるが、平素運動を犬が疲れるくらい十分に行い、犬舎内では体養の場にするように、遮蔽して余計な気は使わなくてもよいようにする。もちろん騒いでやめないときは叱り、どうしてもやめようとしないときは、「いけない」、または「やめ」と強く命令しながらハウス全体を大さく揺さぶると、犬は恐怖を感じて静かになるものである。
 3.散歩のときの服従訓練
1日に1回以上は、必ず外に出そう。そうすることが犬にとって、肉体的にも精神的にも必要。近くの広い公園や、空地に行き、思う存分走り回って、ノビノビと連動をさせてやろう。
犬を放すときは、近くに誰もいない、ほかに迷惑をかけない場所でなければならない。もし他の人や、犬が近づいたら、ただちに犬を呼びよせ、ひもをつけて無用のトラブルを防ごう。
行き帰りの道路上では、犬は必ず左脚側につけ、ひもは短かめに持って歩き、他の通行人や、車などに注意しよう。
途中拾い食いをしたり、他人や他犬その他に対し、攻撃的な態度をとるときは、徹底して叱ることだ。
街の中で排便をしたときは、ただちに処埋できるように、便取り器か、紙、ビニール袋などを持って散歩しよう。大型の作業犬は、自転車運動でなければ、運動にならないかも知れないが、脚側行進の訓練が、しっかり入っていないと危険。その場合、犬の歩き方から疲労状態を観察して、無理のない走り方をしなければならない。間違っても、犬を引きずるような走り方は絶村にしてはならない。
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2019年03月16日

犬の家庭での基本となる訓練  

 1.すわれ
 犬に食事を与えるとき、右手で犬の頭上に「すわれ」といいながら食器を持ち上げる。犬はほしい物が頭上にあるので、上の方を見上げようとし、自然に腰をさげて座る。座ったらほめてやり、食べ物を犬に与える。
 どうしても座らないときは、首輪に引きひもをつけ、上方に引き、犬の腰を押し下げて座らせ、座ったらほめてやる。この際「すわれ」と反復命令して犬に教える。
 2.待て
 この訓練は犬を制止させる大変重要な訓練です。応用範囲も広く、いろいろな場合に役立つ。
すわれができるようになったら、おあづけを教える要領で、「待て」を命令しながら、食べ物を犬の前に出す。すると犬は大きく立ち上がってきて、その食べ物に近づこうとするから、ただちに上方に持ち上げて「すわれ」といってすわらせ、「待て」と命令しながら食べ物をゆっくりさげる。そして食べ物を下に置いても、座ったまま待つように練習し、始めは1〜2秒待ったら「よし」と許可して食べさせ、漸次時問を長くして、何分でも待たせるように練習する。
 もう1つの方法は、引きひもを左手に持ち「すわれ」を命じ、右手で犬の顔を圧するごとく止めて「待て」を命令する。犬がおとなしく座ったらほめてやり、動いたら「待て」と制し、動いてはいけないことを教える。
また手入れをするとき、犬を立たせて「待て」を命じ、ブラシをかける。すると犬は身体を動かそうとするから、左手で首輪を持ち、犬の体を左右にゆさぶる。すると犬はころびそうになるので、思わず体を固くしておとなしくなる。こうして「待て」と命ぜられたら、動いてはいけないということを教えておけば、手入れをしたり、注射をするときでも、扱いやすい犬になる。
 3.来い
 犬は飼主に呼ばれたら、何はさておいても、すぐにとんで来るように、幼犬時代からしつけておくことが必要。犬に食事を与えるときは、必ず犬を呼んで手元に来たら食事を与える。そして犬が呼ばれて手元に来たときは、十分ほめてやること。呼ばれたらすぐに主人のそばに行けば、必ず何か良いものがあるという感じを持たせておく。そしてさらに確実性をつけるために、次のような方法で練習をやろう。
犬に「すわれ」「待て」を命じる。そして犬の首輪に長いひもをつけておき、犬から数歩はなれる。数秒後犬に向って右手を上げて招くように視符を示し、同時に「よし来い」と命令し、左手でひもを引く。犬がひもに引かれて手元に来たら十分ほめてやる。
何度か練習して、ひもを引かなくても、また途中に誘惑があっても「よし来い」と呼ばれただけで来るようになったら、すばらしい犬になる。
posted by IT難民 at 09:19| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする