2017年10月01日

法律でしっかり守られるヨーロッパの動物福祉

 犬に関する法律や条例、社会におけるルールなどから、日本やアメリカ、ヨーロッパの国々で飼い犬が置かれている状況について、具体的に見ていこう。
 日本では、2013年9月に改正法が施行された動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)によって、犬猫販売業者の遵守すべき事項が強化され、動物たちが最低限の健康を確保できるよう配慮することが定められた。けれども、ペットショップでの犬の生体展示販売は一般的に行われており、犬を飼い始めることに対するハードルはかなり低いと言える。
 "ペット大国"とも呼ばれるアメリカでも、子犬の生体展示販売を行うペットショップがないわけではなく(一部には禁止されている自治体もある)、小遣い稼ぎや趣味で無計画に繁殖させるバックヤードブリーダーも、多くの自治体の規制にもかかわらず存在している。犬を飼育する場合、一部の地区では毎年登録料が必要だが、年間10〜20ドル程度とそれほど高くはない。日本に比べれば多少のハードルはあるものの、適性の有無や飼育環境の是非にかかわらず、誰でも飼うことができる状況と言えるだろう。
 一方、ヨーロッパの中でも動物先進国と言われる国々では、犬を飼うことに対するハードルが高めだ。
 中でも最も厳しい制度のあるスイスでは、2008年9月から、犬の飼養に関する専門知識証明、いわば"犬の飼い主免許"の習得を飼い主の義務としている。この証明を得るには、犬を迎える前に最低4時間の講習を受け、迎えたら1年以内に1回1時間×4回のしつけの訓練および実技テストを受けなければならない。
 ドイツでも、一部の州で専門知識証明の習得が義務付けられている他、犬税を設けている自治体が多く、ベルリンでは1頭目が120ユーロ(約1万4千円)と、その金額は決して安くない。
それでは、実際に犬と暮らす中では、どのようなルールの違いがあるのだろうか。
ドイツでは、電車やバス、タクシーなどの公共交通機関は、すべて犬と一緒に乗ることができる。レストランもほとんどが犬連れOKで、一緒に入れないのは屋内の食料品店や病院など。トレーニングにクレートを使う習慣はなく、逆に『犬に関する政令』で飼育環境の面積などが決められているため、クレートに入れていると虐待とも見なされかねない。首都ベルリンには州管轄のノーリードOKの森があり、ジョギングする人や森林浴する人に混じって、犬の散歩をする人の姿が見られるという(ただし、排泄物の放置問題は日本よりも深刻のよう)。
 イギリスもほとんどの場合は公共交通機関に一緒に乗れるし、レストランもほぼ犬連れOK。フランスも多くの公共施設が犬連れOKだが、公共交通機関に関しては、運行会社によってサイズの上限やキャリーバッグに入れるなどの規則があるようだ。
 一方のアメリカでは、地域にもよるが、補助犬を除いて、公共交通機関や公共施設、レストランに犬と入れるケースは少ない。その代わりといっては何だが、犬連れ専用のドッグカフェやドッグランが存在している。また、しつけではハウスの中でじっとしていられる"クレートトレーニング"の重要性が強調されるのも、ヨーロッパと異なるところだ。
 これらの点では、ヨーロッパよりアメリカの情報が入りやすいこともあり、日本はかなりアメリカに近い。
 大ざっぱにまとめると、犬を飼い始めることに対して門戸は広いものの、飼った後は囲い込み管理するのが日米。それに対して、犬を飼うのは多少狭き門だが、飼った後はしっかりとトレーニングをしたうえで自由に行動させるのがヨーロッパだ。
 双方を動物福祉という観点で見比べたときに、法や社会のルールによって飼い犬たちがより守られているのは、ヨーロッパのほうだろう。
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2017年10月02日

蛇口の閉めすぎは犬との共生社会を退歩させることも

 日本にとってヨーロッパの動物先進国が理想でありゴールであると言えるかというと、そうは言い切れない実態もあるという。
 「ヨーロッパの動物先進国では、日本のペットショップのように店舗を構えて子犬をたくさん展示販売しているところは、多くはありません。ただ、無許可のブリーダーがインターネットなどで生体販売を行うケースは後を絶たず、国内だけでなく東欧などで安く繁殖された犬がブローカーを通じて入ってくるケースもあるようです。
 例えば、イギリスにはブリーダーのライセンス制度がありますが、1年間に流通する子犬約77万頭のうちの半数以上にあたる約50万頭は、ライセンスのないブリーダーや輸入によって供給されているという推計が、RSPCA(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals=英国動物虐待防止協会。イギリスの非営利団体で、世界最古にして最大の動物福祉団体でもある)により2016年に報告されました。ライセンスのないブリーダーには趣味レベルの個人や小規模業者も含まれますが、大規模の繁殖業者もたびたび検挙されています。特に過去5年間で隣国アイルランドや東欧諸国からの違法な輸入が激増しており、法は整備したものの、また新たに別の問題が噴出し、そこに取り組む必要性が出てきているようです」
 犬を飼うことのハードルが上がれば、そのひずみとして、抜け道を探して販売したり購入したりする人が出てくる。そこをさらに締め付ければ、犬の数自体が激減してしまうことになりかねない。これはどこの国でも起こり得る問題で、やみくもに法を厳しくすれば解決、とはいかないだろう。
 蛇口を閉める行為と、受け皿を準備する行為。この2つをバランスよく進めてこそ、社会全体で犬の恩恵を受けつつも、動物福祉の守られる社会の実現に、一歩近づけるのだろう。
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2017年10月04日

蛇口の閉めすぎは犬との共生社会を退歩させることも

 日本にとってヨーロッパの動物先進国が理想でありゴールであると言えるかというと、そうは言い切れない実態もあるという。
 「ヨーロッパの動物先進国では、日本のペットショップのように店舗を構えて子犬をたくさん展示販売しているところは、多くはありません。ただ、無許可のブリーダーがインターネットなどで生体販売を行うケースは後を絶たず、国内だけでなく東欧などで安く繁殖された犬がブローカーを通じて入ってくるケースもあるようです。
 例えば、イギリスにはブリーダーのライセンス制度がありますが、1年間に流通する子犬約77万頭のうちの半数以上にあたる約50万頭は、ライセンスのないブリーダーや輸入によって供給されているという推計が、RSPCA(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals=英国動物虐待防止協会。イギリスの非営利団体で、世界最古にして最大の動物福祉団体でもある)により2016年に報告されました。ライセンスのないブリーダーには趣味レベルの個人や小規模業者も含まれますが、大規模の繁殖業者もたびたび検挙されています。特に過去5年間で隣国アイルランドや東欧諸国からの違法な輸入が激増しており、法は整備したものの、また新たに別の問題が噴出し、そこに取り組む必要性が出てきているようです」
 犬を飼うことのハードルが上がれば、そのひずみとして、抜け道を探して販売したり購入したりする人が出てくる。そこをさらに締め付ければ、犬の数自体が激減してしまうことになりかねない。これはどこの国でも起こり得る問題で、やみくもに法を厳しくすれば解決、とはいかないだろう。
 蛇口を閉める行為と、受け皿を準備する行為。この2つをバランスよく進めてこそ、社会全体で犬の恩恵を受けつつも、動物福祉の守られる社会の実現に、一歩近づけるのだろう。
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ペット先進国、ドイツでは「殺処分ゼロ」を実現

 ペット先進国、ドイツでは「殺処分ゼロ」を実現。ドイツでは捨てられた犬、猫や、飼い主が飼えなくなった動物を絶対に殺さない。ドイツには殺処分場は存在しな。その代わりに新しい飼主を探すための「ティアハイム(動物の家)」というシェルターが500 以上ある。ここでは、譲渡できないからといって、殺処分される動物はいない。適切な飼主が見つかるまで、何ヵ月でも暮らすことができる。欧州最大規模の動物保護収容施設「ティアハイム・ベルリン」では、2005 年に譲渡された犬や猫の数は合計6,494 頭。収容された内、98%に新しい飼主が見つかった。
 この施設にかかる一日の経費約1,100 ユーロに対して、自治体からの援助はわずか。ほとんどは1 万5 千人いる会員からの寄付によって賄われている。
 ドイツには、犬を保護するさまざまな法律がある。犬の大きさや種類によるケージの大きさや、散歩時のリードの長さから、気温が高いときの犬の車での置き去りの禁止まで、細かく定められている。犬のオーナーに課せられる「犬税」も存在する。内容や額は自治体によって異なるが、安易に犬を飼うことを抑止し、流行などによって特定犬種を過剰繁殖させることを防ぐために有効。
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2017年10月05日

ペット先進国、ドイツでは「殺処分ゼロ」を実現

 ペット先進国、ドイツでは「殺処分ゼロ」を実現。ドイツでは捨てられた犬、猫や、飼い主が飼えなくなった動物を絶対に殺さない。ドイツには殺処分場は存在しな。その代わりに新しい飼主を探すための「ティアハイム(動物の家)」というシェルターが500 以上ある。ここでは、譲渡できないからといって、殺処分される動物はいない。適切な飼主が見つかるまで、何ヵ月でも暮らすことができる。欧州最大規模の動物保護収容施設「ティアハイム・ベルリン」では、2005 年に譲渡された犬や猫の数は合計6,494 頭。収容された内、98%に新しい飼主が見つかった。
 この施設にかかる一日の経費約1,100 ユーロに対して、自治体からの援助はわずか。ほとんどは1 万5 千人いる会員からの寄付によって賄われている。
 ドイツには、犬を保護するさまざまな法律がある。犬の大きさや種類によるケージの大きさや、散歩時のリードの長さから、気温が高いときの犬の車での置き去りの禁止まで、細かく定められている。犬のオーナーに課せられる「犬税」も存在する。内容や額は自治体によって異なるが、安易に犬を飼うことを抑止し、流行などによって特定犬種を過剰繁殖させることを防ぐために有効。
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ペットの法律、日本ではどうなの?

 ペット先進国ドイツを代表としたヨーロッパ諸国に比べて、日本のペットの法律整備はまだまだ未発展で、きちんと法整備ができているとは決して言えない状態である。日本ではまだまだ公共での犬や猫などのペットの扱いは「物」として扱われているが、ドイツではきちんと運賃を払って立派に人と同じような立場が確立されている(ただし、ドイツでも捨て犬や捨て猫を拾ったりした場合は、拾得物扱いになるようだが…)。
 平成26年に大阪府泉佐野市で、犬税が検討されましたが、徴収するコストとのバランスが理由で断念された。ドイツでは犬の頭数をコントロールするために、犬を飼う頭数が増えれば増えるほど徴収額が上がる仕組みで犬税の制度が確立している。
 なぜ犬税を導入しようとするのか、何を目的に何に使用するために導入するのか、頭数を把握するシステムの違いなどで、日本ではまだまだ導入までには時間がかかりそうだ。
posted by IT難民 at 07:14| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月06日

ペットの法律、日本ではどうなの?

 ペット先進国ドイツを代表としたヨーロッパ諸国に比べて、日本のペットの法律整備はまだまだ未発展で、きちんと法整備ができているとは決して言えない状態である。日本ではまだまだ公共での犬や猫などのペットの扱いは「物」として扱われているが、ドイツではきちんと運賃を払って立派に人と同じような立場が確立されている(ただし、ドイツでも捨て犬や捨て猫を拾ったりした場合は、拾得物扱いになるようだが…)。
 平成26年に大阪府泉佐野市で、犬税が検討されましたが、徴収するコストとのバランスが理由で断念された。ドイツでは犬の頭数をコントロールするために、犬を飼う頭数が増えれば増えるほど徴収額が上がる仕組みで犬税の制度が確立している。
 なぜ犬税を導入しようとするのか、何を目的に何に使用するために導入するのか、頭数を把握するシステムの違いなどで、日本ではまだまだ導入までには時間がかかりそうだ。
posted by IT難民 at 06:55| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物愛護管理法をチェックしてみよう!

 日本でペットに関する大きな法律といえば、「動物愛護管理法」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。動物愛護管理法では、人が占有している動物で哺乳類、鳥類、爬虫類に属するものを基本的な愛護動物として定めている。ただし、牛、馬、豚、羊、やぎ、犬、猫、家兎、鶏、家鳩、あひるのは、人間社会に高度に順応した動物として、特定の人に飼育されていなくても愛護動物として含めるとされている。魚や昆虫、両生類は動物愛護管理法上では愛護動物には含まれていないことになる。
 動物愛護管理法と言っても、どんな内容なのか知らないという人がほとんどなのではないだろうか。法律の中身を少し覗いてみよう。
 ・愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
 ・愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者→100万円以下の罰金
 ・愛護動物を遺棄した者→100万円以下の罰金
 虐待の防止について言及している部分である。愛護動物を遺棄した場合も、100万円以下の罰金。罰金以外で命を粗末にしないようになる方法があればと思うが、なかなか現実的には難しい。
posted by IT難民 at 06:57| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月07日

動物愛護管理法をチェックしてみよう!

 日本でペットに関する大きな法律といえば、「動物愛護管理法」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。動物愛護管理法では、人が占有している動物で哺乳類、鳥類、爬虫類に属するものを基本的な愛護動物として定めている。ただし、牛、馬、豚、羊、やぎ、犬、猫、家兎、鶏、家鳩、あひるのは、人間社会に高度に順応した動物として、特定の人に飼育されていなくても愛護動物として含めるとされている。魚や昆虫、両生類は動物愛護管理法上では愛護動物には含まれていないことになる。
 動物愛護管理法と言っても、どんな内容なのか知らないという人がほとんどなのではないだろうか。法律の中身を少し覗いてみよう。
 ・愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
 ・愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者→100万円以下の罰金
 ・愛護動物を遺棄した者→100万円以下の罰金
 虐待の防止について言及している部分である。愛護動物を遺棄した場合も、100万円以下の罰金。罰金以外で命を粗末にしないようになる方法があればと思うが、なかなか現実的には難しい。
posted by IT難民 at 09:00| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

狂犬病予防法をチェックしてみよう!

 動物愛護法を環境庁が管轄しているのに対し、狂犬病予防法は厚生労働省が管轄している。日本では狂犬病はほとんど発生することはないが、人にもうつる可能性があり、発症すると100%に近い致死率の恐ろしい病気なので、予防接種が義務付けられているす。
 では、狂犬病予防法にはどんなことが書いてあるのか。
 狂犬病予防法は、主に犬を飼い始めるときのルールや、狂犬病を広めないためのルールが定められている。
 たとえば、犬を飼い始めてから30日以内に犬の登録をする(生後90日以内の犬を飼い始めた場合には、生後90日を経過した日)ことや、4月から6月までの間に狂犬病の予防注射を受ける必要がある、狂犬病に罹った犬、罹った疑いのある犬、もしくはこれらの犬等に噛まれた犬の所在は保健所に届け出て隔離する必要がある、などである。違反した場合は、それぞれ罰金などの罰則が科せられる。
posted by IT難民 at 09:01| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

狂犬病予防法をチェックしてみよう!

 動物愛護法を環境庁が管轄しているのに対し、狂犬病予防法は厚生労働省が管轄している。日本では狂犬病はほとんど発生することはないが、人にもうつる可能性があり、発症すると100%に近い致死率の恐ろしい病気なので、予防接種が義務付けられているす。
 では、狂犬病予防法にはどんなことが書いてあるのか。
 狂犬病予防法は、主に犬を飼い始めるときのルールや、狂犬病を広めないためのルールが定められている。
 たとえば、犬を飼い始めてから30日以内に犬の登録をする(生後90日以内の犬を飼い始めた場合には、生後90日を経過した日)ことや、4月から6月までの間に狂犬病の予防注射を受ける必要がある、狂犬病に罹った犬、罹った疑いのある犬、もしくはこれらの犬等に噛まれた犬の所在は保健所に届け出て隔離する必要がある、などである。違反した場合は、それぞれ罰金などの罰則が科せられる。
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もしかしてやってない?ペットの法律あれこれ

 私たちのあまり知らない部分だが、ペットに関する法律はさまざまあり、「知らなかった」では済まされないケースもある。
 ・野良犬をペットにしたい
 野良犬であることが明らかな場合は問題にはならない。だが、誰かの飼い犬が、何かの理由で野良犬のようにさまよっていただけだった場合は、勝手に飼ってしまうと窃盗罪や占有離脱物横領罪にあたる場合がある(1年以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられることがある)。
 野良犬がどうかわからない場合は、7日以内に警察に遺失物として届けておき、飼主が名乗り出るまで保護するという形で預かると安心。半年後までに元の飼主が見つからない場合は、拾い主が飼うことができる。
 ・友達に預けている間に犬が第三者にケガを負わせてしまった
 旅行や出張などで留守をする間、犬のお世話を友達に任せるというのはよくある話。預けている間に、犬が第三者にケガを負わせてしまった場合、責任は誰にあるのか。
 「自分の監督下で起こった事故ではない」と言いたいところだが、「動物の占有者はその動物が他人に加えたる損害を賠償する責に任ず」「占有者に代わりて動物を保管するものもまた同じ」と民法で定められており、ペットを預けた飼主も、預かった友人も同じように責任があると言える。
 ただし、賠償についての二重払いはされないので、損害賠償を請求された場合には、どちらか一方が支払うことになる。ケガを負わされた人、預けられたペット、預かった友人、飼主それぞれに辛い思いをすることになるので、安易に預けるのは少し考えたほうがいい。
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2017年10月10日

もしかしてやってない?ペットの法律あれこれ

 私たちのあまり知らない部分だが、ペットに関する法律はさまざまあり、「知らなかった」では済まされないケースもある。
 ・野良犬をペットにしたい
 野良犬であることが明らかな場合は問題にはならない。だが、誰かの飼い犬が、何かの理由で野良犬のようにさまよっていただけだった場合は、勝手に飼ってしまうと窃盗罪や占有離脱物横領罪にあたる場合がある(1年以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられることがある)。
 野良犬がどうかわからない場合は、7日以内に警察に遺失物として届けておき、飼主が名乗り出るまで保護するという形で預かると安心。半年後までに元の飼主が見つからない場合は、拾い主が飼うことができる。
 ・友達に預けている間に犬が第三者にケガを負わせてしまった
 旅行や出張などで留守をする間、犬のお世話を友達に任せるというのはよくある話。預けている間に、犬が第三者にケガを負わせてしまった場合、責任は誰にあるのか。
 「自分の監督下で起こった事故ではない」と言いたいところだが、「動物の占有者はその動物が他人に加えたる損害を賠償する責に任ず」「占有者に代わりて動物を保管するものもまた同じ」と民法で定められており、ペットを預けた飼主も、預かった友人も同じように責任があると言える。
 ただし、賠償についての二重払いはされないので、損害賠償を請求された場合には、どちらか一方が支払うことになる。ケガを負わされた人、預けられたペット、預かった友人、飼主それぞれに辛い思いをすることになるので、安易に預けるのは少し考えたほうがいい。
posted by IT難民 at 07:34| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本でのペットの法律どこへ行く

 日本でのペットに関する法律は、まだまだ未発展なもの。言い換えると、私たちのこれからの意識で、ペットにも暮らしやすい法律を整備していくことが可能である。「物」扱いではなく「家族」として扱ってほしい、そのためにはどのような法を整備したらいいのだろうか。
 命の扱いは非常に難しい問題がたくさんある。本来であれば、法律で縛らずとも守られるべきことも多くある。ペットの命を大切にしたい―これがやはりすべての基本なのだ。
posted by IT難民 at 07:35| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

日本でのペットの法律どこへ行く

 日本でのペットに関する法律は、まだまだ未発展なもの。言い換えると、私たちのこれからの意識で、ペットにも暮らしやすい法律を整備していくことが可能である。「物」扱いではなく「家族」として扱ってほしい、そのためにはどのような法を整備したらいいのだろうか。
 命の扱いは非常に難しい問題がたくさんある。本来であれば、法律で縛らずとも守られるべきことも多くある。ペットの命を大切にしたい―これがやはりすべての基本なのだ。
posted by IT難民 at 07:48| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

散歩中にフンを放置している人がいるが、許されるのか?

 みだりにフンを放置することは法律違反。
 現行犯で注意するのが難しければ、保健所で配布しているフン持ち帰り奨励のプレートを貼ったり、町内会などで協力し合って動いたり、地方自治体の生活に関する苦情受付けに相談するのもいいのではないか。
 あまりに悪質な場合は、警察に通報する、簡易裁判所に民事調停を申し立てをして話し合いの機会を設ける、また場合によっては、民法に基づいて損害賠償請求ができる場合もある。
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2017年10月12日

散歩中にフンを放置している人がいるが、許されるのか?

 みだりにフンを放置することは法律違反。
 現行犯で注意するのが難しければ、保健所で配布しているフン持ち帰り奨励のプレートを貼ったり、町内会などで協力し合って動いたり、地方自治体の生活に関する苦情受付けに相談するのもいいのではないか。
 あまりに悪質な場合は、警察に通報する、簡易裁判所に民事調停を申し立てをして話し合いの機会を設ける、また場合によっては、民法に基づいて損害賠償請求ができる場合もある。
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野良猫に餌をあげてはいけないのか?

 餌をあげている以上は飼っていないでは通らないとして損害賠償責任が発生することもあり得る。
 かわいそうだから、自分のうちでは飼えないからという理由から野良猫に気軽に餌をあげてしまう人は結構いると思う。しかし、そのせいで、食べ残しの餌に虫がたかったり悪臭がしたり、また庭がフンだらけになったりと周りに大きな被害を及ぼすこともある。
例えば餌をあげているだけの野良猫が、近所のうちの高価な盆栽を壊してしまった場合、餌をあげている以上は飼っていないでは通らないとして損害賠償責任が発生することもありうる。責任を持って、近所の人の理解を得ながら行うことが大切。


posted by IT難民 at 07:20| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

飼い犬が塀越しに吠えて、それに驚いた近所の子供が転んで怪我をしたが、この場合、飼主はどこまで責任を負えばいいのか?

 犬の管理等に過失がなかったと証明できない限り、原則として損害賠償責任を負わなくてはいけない。
 犬の飼主としては、「自分の犬は直接子供に怪我をさせたわけじゃない、転んだ本人が悪い」と言いたいかもしれないが、犬に吠えられて驚いて子供が転んでしまうということは通常考えられることである以上、過失がなかったと証明することは難しい場合が多いもの。
 よって、損害賠償責任として、子供の怪我の治療費・家族の病院への付き添いによって生じた休業損害・怪我をして通院したことに対する慰謝料を支払わなくてはいけないことになる。
 よって、飼主は犬が他人を傷つけたり他人の物を壊した場合には、犬の管理等に過失がなかったと証明できない限り、原則として損害賠償責任を負わなくてはいけないのだ。
posted by IT難民 at 09:36| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

飼い犬が塀越しに吠えて、それに驚いた近所の子供が転んで怪我をしたが、この場合、飼主はどこまで責任を負えばいいのか?

 犬の管理等に過失がなかったと証明できない限り、原則として損害賠償責任を負わなくてはいけない。
 犬の飼主としては、「自分の犬は直接子供に怪我をさせたわけじゃない、転んだ本人が悪い」と言いたいかもしれないが、犬に吠えられて驚いて子供が転んでしまうということは通常考えられることである以上、過失がなかったと証明することは難しい場合が多いもの。
 よって、損害賠償責任として、子供の怪我の治療費・家族の病院への付き添いによって生じた休業損害・怪我をして通院したことに対する慰謝料を支払わなくてはいけないことになる。
 よって、飼主は犬が他人を傷つけたり他人の物を壊した場合には、犬の管理等に過失がなかったと証明できない限り、原則として損害賠償責任を負わなくてはいけないのだ。
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ペットショップから買ったペットが買ってすぐに死んでしまったら…?

 売主は健康なペットを引き渡さなかったという債務不履行責任が生じる。売主には「健康でかつ先天的な障害のないペットを飼主に渡す」という義務がある。
 このケースの場合、売主は健康なペットを引き渡さなかったという債務不履行責任が生じる。債務不履行責任とは、債務者が約束、または法律で定められている義務を果たそうとすれば果たせるにもかかわらず、わざとあるいは不注意で果たさなかった場合に、それによって相手方に生じた損害を賠償しなければならないという責任である(民法415条)。
 売主がこの責任を免れるには、自ら落ち度がなかったことを明らかにしなければならない。売主がそれを明らかにできなかった場合、ペットの代金と、治療したのなら、その治療費を請求することができる。
posted by IT難民 at 08:16| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

ペットショップから買ったペットが買ってすぐに死んでしまったら…?

 売主は健康なペットを引き渡さなかったという債務不履行責任が生じる。売主には「健康でかつ先天的な障害のないペットを飼主に渡す」という義務がある。
 このケースの場合、売主は健康なペットを引き渡さなかったという債務不履行責任が生じる。債務不履行責任とは、債務者が約束、または法律で定められている義務を果たそうとすれば果たせるにもかかわらず、わざとあるいは不注意で果たさなかった場合に、それによって相手方に生じた損害を賠償しなければならないという責任である(民法415条)。
 売主がこの責任を免れるには、自ら落ち度がなかったことを明らかにしなければならない。売主がそれを明らかにできなかった場合、ペットの代金と、治療したのなら、その治療費を請求することができる。
posted by IT難民 at 07:20| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットを飼育している場合の規制

 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(特定外来生物法)、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)、文化財保護法等、いくつかの法律は特定の動物の飼育について規制をしている。
 特定外来生物法は、特定の外来生物による生態系、人の生命・身体、農林漁業への被害を防止することを目的としている。特定外来生物に指定された生物を、飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つこと等を原則として禁止している(特定外来生物法4条等)。
 もっとも、特定外来生物として規制される前から愛玩(ペット)・観賞目的で飼養等している場合は、規制されてから6ヵ月以内に申請を提出することにより、許可を得られれば、その個体に限り飼養等し続けることができる。同法では、販売または頒布をする目的で飼養した場合は、3年以下懲役の若しくは300万円以下の罰金又は併科とされており(32条)、飼育をした場合は、1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金または併科(33条)とされている。
 ペットを飼育していたら知らないうちに違法となっていたという可能性があるので、注意する必要がある。
posted by IT難民 at 07:21| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

ペットが他人に怪我を負わせた場合

 民法には、動物の占有者等の責任を定めた条文がある民法718条)。動物の飼主は、原則としてその動物が他人に与えた損害を賠償しなければなりらないのだが、相当の注意を払って管理していたことを立証した場合に限り責任を免れるということが規定されている。
 「相当の注意」とは、通常払うべき程度の注意義務で、異常な事態に対処すべき程度の注意義務までは要求されていない(最判昭和37年2月1日)。相当の注意の程度とは、動物の種類・性質・加害の前歴・動物占有者の熟練度・そのほかの諸要素を総合的に考慮して判断されることになる。
被害者にも事件を誘発するような原因があるような場合は、過失相殺が認められることもある。
 被害者が亡くなってしまったような場合や、被害者と和解に至らない事件について被害者から告訴があった場合には、刑事上の責任(重過失致死傷罪(刑法211条)、過失致死傷罪(209条、210条))を問われる可能性がある。
上述の札幌地裁の判決では、「重篤な被害が容易に想像できるのにあえて綱を離した過失は極めて重大」として、重過失致死罪を認めている。
 このようにペットを取り巻くさまざまな法律がある。かわいいペットと快適に生活を送っていくためにも、飼主の責任については日ごろから注意を払っていくように心がける必要がある。
posted by IT難民 at 07:13| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

犬の飼主に治療費を請求できるか?

 外で飼っている猫が、近所の犬に噛まれて怪我をした。 治療費がかなりかかったので、犬の飼主にも少し負担してもらえたらと思って話しに行ったが、飼主は「自分の犬が怪我をさせたという証拠もないし、そもそも猫を放し飼いにしているほうにも責任がある」と言って、まったく取り合わない。
 確かに、その犬に猫が噛まれたところを見たわけではないのだが、今まで噛まれそうになったのは何度か見ているし、獣医は犬に噛まれた傷だと診断し、しかも近所には他に犬はいない。この場合、治療費を少しでも負担してもらえるのか。また、それにはその犬に噛まれたという証拠を猫の飼主らが出さないといけないか。
 民法第718条1項は、動物の占有者等の責任について定めている。この条文によると、猫の飼主(Aさんとする)は、犬の飼主(Bさんとする)に対して、飼い猫が、Bさんの犬に噛まれたことについては、証明する必要がある。
 ここでは、今までに何度も噛まれそうになっていること、近所には外に犬がいないこと、獣医も犬に噛まれた傷であると診断していること、の3点から、証明できる可能性はある
 以上のように、Aさんとしては、飼い猫がBさんの犬に噛まれたことを証明すれば、飼い猫の治療費をBさんに負担してもらうことは可能である。
 そして、Bさんがこの責任を否定するためには、自分が相当の注意をもって飼い犬を管理していたことを証明しなければならないが、これを証明することは非常に困難であると考えられる。
posted by IT難民 at 07:39| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

犬の飼主に治療費を請求できるか?

 外で飼っている猫が、近所の犬に噛まれて怪我をした。 治療費がかなりかかったので、犬の飼主にも少し負担してもらえたらと思って話しに行ったが、飼主は「自分の犬が怪我をさせたという証拠もないし、そもそも猫を放し飼いにしているほうにも責任がある」と言って、まったく取り合わない。
 確かに、その犬に猫が噛まれたところを見たわけではないのだが、今まで噛まれそうになったのは何度か見ているし、獣医は犬に噛まれた傷だと診断し、しかも近所には他に犬はいない。この場合、治療費を少しでも負担してもらえるのか。また、それにはその犬に噛まれたという証拠を猫の飼主らが出さないといけないか。
 民法第718条1項は、動物の占有者等の責任について定めている。この条文によると、猫の飼主(Aさんとする)は、犬の飼主(Bさんとする)に対して、飼い猫が、Bさんの犬に噛まれたことについては、証明する必要がある。
 ここでは、今までに何度も噛まれそうになっていること、近所には外に犬がいないこと、獣医も犬に噛まれた傷であると診断していること、の3点から、証明できる可能性はある
 以上のように、Aさんとしては、飼い猫がBさんの犬に噛まれたことを証明すれば、飼い猫の治療費をBさんに負担してもらうことは可能である。
 そして、Bさんがこの責任を否定するためには、自分が相当の注意をもって飼い犬を管理していたことを証明しなければならないが、これを証明することは非常に困難であると考えられる。
posted by IT難民 at 07:29| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットロスの症状とは?

 ペットを失ったあとの精神の状態…ペットを失った人の多くが、その直後から後悔と喪失感に苛まれ始める。それは突然の死であれ闘病の末であれ、また天寿を全うした結果であったとしても、後悔は少なからず訪れるもの。
 人は、自らが「果たしたこと」よりも「果たせなかったこと」のほうがより思考に影響を与えると言われているが、ペットを失ったこと、そのものが「果たせなかったこと」として、多くの後悔を生むに至る。
 ペットは自分で生活の質を決めることはできない。飼主である私たちがその子に対する全ての責任を負っているからこそ、「自分がこれまでしてきた1一つひとつの選択は本当にそれで良かったのだろうか」「もしかしたら誤った選択が愛犬の死を招いたのではないか」、「少しでも楽にしてあげたいと施した治療が逆に苦しみを長引かせてしまったのではないか」と、自分を責めて罪悪感の虜になってしまう。
 後悔よりさらに辛いのが喪失感。例えどんなに小さな体でも、生きてそこにいるという存在感はとても大きなもの。息づかいやにおい、体の温かさしなやかさ、それらがすべて失われてしまった後、二度と触れることができないという現実は、ときが経つほどに失った哀しみを強めていく。
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2017年10月23日

ペットロスの症状とは?

 ペットを失ったあとの精神の状態…ペットを失った人の多くが、その直後から後悔と喪失感に苛まれ始める。それは突然の死であれ闘病の末であれ、また天寿を全うした結果であったとしても、後悔は少なからず訪れるもの。
 人は、自らが「果たしたこと」よりも「果たせなかったこと」のほうがより思考に影響を与えると言われているが、ペットを失ったこと、そのものが「果たせなかったこと」として、多くの後悔を生むに至る。
 ペットは自分で生活の質を決めることはできない。飼主である私たちがその子に対する全ての責任を負っているからこそ、「自分がこれまでしてきた1一つひとつの選択は本当にそれで良かったのだろうか」「もしかしたら誤った選択が愛犬の死を招いたのではないか」、「少しでも楽にしてあげたいと施した治療が逆に苦しみを長引かせてしまったのではないか」と、自分を責めて罪悪感の虜になってしまう。
 後悔よりさらに辛いのが喪失感。例えどんなに小さな体でも、生きてそこにいるという存在感はとても大きなもの。息づかいやにおい、体の温かさしなやかさ、それらがすべて失われてしまった後、二度と触れることができないという現実は、ときが経つほどに失った哀しみを強めていく。
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ペットロス 悲しみの5段階

 ペットを失って悲しいのは当然のこと。多くの人が大なり小なりペットロスを経験しているはずだ。どん底の悲しみからの回復については、まず自分の心と体に起きたさまざまな変化を「ペットロス」として、本人が認識できるかどうかにかかってくると言われている。
 ドイツの精神科医、エリザベス・キューブラー・ロス博士が発表した「悲しみの5段階」というものがある。エリザベス・キューブラー・ロス博士の「悲しみの5段階」は、死を目前にした人がたどる心の変化を表しているが、ペットを失った人にも共通する部分があるのではないだろうか。エリザベス・キューブラー・ロス博士の「悲しみの5段階」を参考に、ペットを亡くしてしまったときの悲しみの段階を考えてみた。
1.否認
 ペットの死を受け入れられず、その事実を否認する段階。まだ死んでなどいないのではないかと、なきがらを火葬に伏す決心がつかないような状態。使っていたフードボウルや寝床、おもちゃなどを処分することができない。
2.怒り
 自らをせめ、そして後悔が怒りとなる段階。「なぜもっと早く気付かなかったのか」「なぜ病気のあの子を置いて出かけてしまったのか」など自分への怒り、または理由の有無に関わらず家族への怒り、「必要のない治療をしたのではないか、薬の処方が合っていなかったのではないか」と獣医師に対する疑念や怒りがわいて、ペットの死を「何か」あるいは「誰か」のせいにしたくなる。
3.取引
 悲しみの重さを何かに仮託することで和らげたい心理が働く段階。見えない存在に「あの子を返してくれるなら何でもします」と願うなど。
4.抑うつ
 強い悲嘆がその他のポジティブな感情や意欲をすみに追いやり、ネガティブなことばかり考えてしまう段階。何事にもやる気が起きず、ただひたすらに気持ちが落ち込む時期。
5.受容
 時の経過に従い悲しみのリアルさが薄れて行くき、徐々にその事実を受け入れて行く段階。まだ悲しみは感じるが、「もうあの子はラクになったのだから」「今頃は虹の橋を渡り切っただろうか」と死を前向きにとらえることができるようになり、徐々にかつての日常のペースを取り戻して行く。
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2017年10月24日

生前のペットとの関係や個人の考え方によっても異なってくる

 ペットロスの程度や回復に至る期間は、その人自身の性格や、日頃の様々な物事に対する考え方も大きく関わってくる。
 ショックなことを引きずりやすい人や悲観的になりがちな人、また、ペットを人間の赤ちゃん同様に可愛がり、擬人化した関わり方をしがちな人は、それだけ失った衝撃も大きく、また回復にも時間がかかりがちである。 思いを込めた分だけその反動が大きいのだ。
posted by IT難民 at 07:21| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月25日

このような症状がみられたらペットロス症候群かも…?

 以下のような、ペットを失う前とは明らかに違う心や体の変化があれば、ペットロスに陥っていると考えられる。
人によって症状の現れ方はさまざまなので、あてはまる項目の多い少ないは、あまり関係はない。項目が少なくても、程度が著しければペットロスと認められる。
・体の疲労感が抜けない
・胃腸の調子が悪くなったり頭痛がするなど、実際に体に不調が起きる
・食欲が出ない(空腹のはずなのに感じない)または食べ過ぎる(満足感がない)
・何をするにもやる気が起きない
・何に対しても興味がわかず、楽しみや喜びが感じられない
・孤独感や不安感が強い
・気がつくと後悔の念が浮かび、自分を責めてばかりいる
・ペットの死に関わった人々の判断や言葉をいつまでも責める
・視界の端に亡くなったペットが見えたり、声が聞こえたような気がする
・予兆もなく突然、悲しくなり涙があふれてくる
posted by IT難民 at 07:14| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

このような症状がみられたらペットロス症候群かも…?

 以下のような、ペットを失う前とは明らかに違う心や体の変化があれば、ペットロスに陥っていると考えられる。
人によって症状の現れ方はさまざまなので、あてはまる項目の多い少ないは、あまり関係はない。項目が少なくても、程度が著しければペットロスと認められる。
・体の疲労感が抜けない
・胃腸の調子が悪くなったり頭痛がするなど、実際に体に不調が起きる
・食欲が出ない(空腹のはずなのに感じない)または食べ過ぎる(満足感がない)
・何をするにもやる気が起きない
・何に対しても興味がわかず、楽しみや喜びが感じられない
・孤独感や不安感が強い
・気がつくと後悔の念が浮かび、自分を責めてばかりいる
・ペットの死に関わった人々の判断や言葉をいつまでも責める
・視界の端に亡くなったペットが見えたり、声が聞こえたような気がする
・予兆もなく突然、悲しくなり涙があふれてくる
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ペットを亡くして1ヵ月以上経っても軽減しない、ひどくなる場合は

 心には自浄作用という働きがあり、時の経過と共におのずと悲しみが和らいで、入れ替わるように日常の喜びや楽しみが戻ってくるものだが、なかなか回復しない、もしくはどんどん悪化したり他の症状も出てくるような場合は、「うつ」に移行している場合がある。
 自分、もしくは家族に下記のような症状が見られる場合は、早い段階でメンタルクリニックに相談することが大切。
・ペットを亡くして1ヶ月以上が経過しても食欲が出ない、または食べ過ぎる
・不眠や明け方に目が覚めて眠れないことが2週間以上続く
・孤独感が激しく、寂しさのあまり死にたくなる
・生きることがつらく感じる
・2週間以上、家から出ないで引きこもっている
・幻覚や幻聴がある
・ペットの苦しんでいた様子や最後の姿などが、突然リアルに脳裏によみがえる(フラッシュバック)
posted by IT難民 at 07:10| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

ペットを亡くして1ヵ月以上経っても軽減しない、ひどくなる場合は

 心には自浄作用という働きがあり、時の経過と共におのずと悲しみが和らいで、入れ替わるように日常の喜びや楽しみが戻ってくるものだが、なかなか回復しない、もしくはどんどん悪化したり他の症状も出てくるような場合は、「うつ」に移行している場合がある。
 自分、もしくは家族に下記のような症状が見られる場合は、早い段階でメンタルクリニックに相談することが大切。
・ペットを亡くして1ヶ月以上が経過しても食欲が出ない、または食べ過ぎる
・不眠や明け方に目が覚めて眠れないことが2週間以上続く
・孤独感が激しく、寂しさのあまり死にたくなる
・生きることがつらく感じる
・2週間以上、家から出ないで引きこもっている
・幻覚や幻聴がある
・ペットの苦しんでいた様子や最後の姿などが、突然リアルに脳裏によみがえる(フラッシュバック)
posted by IT難民 at 07:37| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どんな状態かに気づけ!

 ペットを亡くした直後は難しいかもしれないんが、自分の心が今どんな状態にあるのか「気付く」ということは、心の回復において、とても大切なプロセスである。
 気付いて初めて「ああ・・・」と納得し、悲しみもまた自然なこととして受け入れることができるようになる。
 その意味で、悲しみに溺れそうになったときには、「自分は悲しいのだ」「今の自分が陥っている状態はペットロスなのだ」と認めてしまうことだ。症状の軽い、重いは関係はない。どうであれ、悲しいものは悲しいのだ。泣きたければ泣けばよく、誰かに話を聞いてもらえるなら、聞いてもらうことである。
 認めたからといって悲しみが消えることはなくても、少しだけその感情から距離を置き「悲しむ自分」を客観的に見てみることで、失ったものへの罪悪感や後悔など答えの出ない思考のループから、少しずつ悲しみが昇華されるほうへと心の道筋ができていくものである。
 そして、その悲しみが薄れて行くことに罪悪感を覚えないこと。時とともに生じる心の変化に抗わないことだ。ペットの死も悲しみも、そしてその悲しみが癒えることも、すべては自然のあるがまま・・・なのである。
 つらいときには、「ごめんね」の代わりに「ありがとう」の言葉を繰り返してみることだ。
posted by IT難民 at 07:40| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

犬が吠えたことによって子供がケガをしたら?

飼っている犬が散歩中、近隣の子供に突然吠えたところ、その子供はびっくりして転んだ拍子に地面に頭を強く打ってケガをしてしまった。この場合、治療費等の損害を賠償しなければならないのだろうか。
 民法上、飼主は、ペットが「他人に加えた損害を賠償する義務を負う」とされている。動物の行動と子供が転んで頭を打ったこととの間に「相当因果関係」があれば、飼主は、損害を賠償する義務を負うことになる。
 本例の場合、犬の種類や大きさ、子供の年齢、犬が吠えたときの状況等から、吠えられてびっくりして転んでしまうことが社会通念からみて相当と認められれば、損害賠償義務を負うことになるはずだ。
posted by IT難民 at 08:41| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

ペットの慰謝料は取れるのか?

 飼っていた猫が交通事故で亡くなった。加害者が賠償を申し出ているが、提示された金額に納得できない。このような場合、どのくらいの金額が妥当なのか。
 民法には、有体物(「不動産」と「動産」)について規定があるが、動物については規定がない。法律的には、動物は「動産」と解釈されている。
 一般的に、物が壊された場合の損害賠償については、時価を賠償すれば足りると考えられる。もっとも、近年は、飼主に生じた精神的損害の賠償(慰謝料)を認める裁判例もみられる。飼主とペットの関係、事故態様、加害者の態度等を総合的に考慮した結果、被害者の特別の愛情や精神的平穏を強く害する特段の事情がある場合には、慰謝料も認められている。
 なお、今話題になっている福島第一原発事故に関する損害賠償について、原子力損害賠償紛争解決センターは、ペットの死亡慰謝料(1人当たり5万円)を認める仲介案を示している。
posted by IT難民 at 06:05| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

ペットに財産を遺せるか?

 80歳の1人暮らしの女性が犬の飼主で、その女性が愛犬に遺産を残してあげたいと考えたが、このようなことは可能なのか。
 民法は、権利の主体としては「人」しか規定していない。つまり、犬には所有権が認められていないのだ(犬小屋も首輪もドッグフードも、所有者は飼主なのである)。
 そうすると、犬に遺産を残すことはできことになる。もっとも、あまり現実的ではないが、「犬の面倒を見ること」を目的として財団を設立することは可能。また、誰かに財産を信託して犬の面倒を見てもらうという手もなくはない。
posted by IT難民 at 06:50| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする