2017年12月08日

7歳以上の猫に起こりやすい病気

 尿路結石は猫に極めて起こりやすい病気だ。特に7歳以上の猫では、加齢で内分泌機能の低下や骨量の変化が起こり、シュウ酸カルシウム結石を起こしやすくなる。人間の結石同様に強い痛みがあり、また尿毒症や急性腎不全を起こせば死亡にもつながる。
 杉山さんは地元のかかりつけ獣医で尿道にカテーテルを入れるなどしたが、結果ははかばかしくない。「うちでできることはもうない」といわれ、犬・猫の高度医療を専門に手掛ける横浜の病院を紹介された。
 そこで提案されたのは会陰尿道造瘻術。ペニスと尿道の細い部分を同時に切除する手術だ。費用の見積もり額は40万円。見た瞬間、杉山さんは妻と顔を見合わせた。「た、高い……」。
 しかし杉山さんは手術を決めた。ペット保険に加入しているので全額自己負担にはならないし、完治し二度と再発しないのであれば価値があると考えた。
 手術は成功。手術後も膀胱炎のケアなどでかかりつけ獣医に何度も通ったが、8月上旬に「もう完全に治っています。当面は来なくてもいいですよ」と言われ胸をなでおろした。
 ただ、この半年でかかった治療費は約100万円(保険対象分含む)に上った。「痛い出費だったとは思います。しかし惜しくはありません。何よりも大事なジダンのことだから」。
 ジダン君の年齢が推定なのは、元野良猫だからだ。10年前、杉山さん宅に迷い込んできた。妻と子は猫嫌いで飼うのを反対したが、“反対勢力”が実家に帰省している間にジダン君を家に入れ、既成事実化した。恩義を感じているのか、今でもジダン君は夜必ず杉山さんの布団で寝る。
 同様に猫を飼っている友人には、「うちの猫がそんなカネのかかる病気になったら手放す」と言われたが、杉山さんにはまったく理解できない。「僕にとってジダンはなくてはならない存在。この子さえいればいい、と思うぐらい」。
posted by IT難民 at 07:35| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットとの別れに備える〜ペットロスを重くしないためにC

C ペットロスの正しい知識を持つ
 例えば、「ペットを亡くして悲しみが癒えないのは、おかしいのではないか」などと、死後十日ほどで自他ともに不安やあせりになってくる人がいるが、ペットロスは、その頃がもっともしんみりとした深い悲しみに襲われて、つらい時期を迎えていることが多いものである。
 また、「ペットロスは悲しいだけかと思ったら、怒りの感情が次々にこみあげてくる私はどこかヘンなのでは」と、自らの体験を異常視する悲嘆者もいる。これらはペットロスの正しい知識を持っていないための当事者や周囲の人間の誤解だ。
 また一方では、「ペットロスは病気ではない」「ペットロスの悲しみは自然なのでなくせない」とペット専門者などから言われ続けた結果、適正に対処するチャンスを失して危険な状態になる悲嘆者も散見される。また、明らかな病的ペットロスが放置され続けることもある。
 ペットロスに関する知識があっても、悲嘆がなくなる訳ではないが、味わう必要のない通常以上の不安や苦しみや混乱は防ぐことができる。したがって、ペットを愛する人もその周囲の人々もペットロスの最低限の知識を得ておくことが大切である。
posted by IT難民 at 07:34| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする