さらに犬の運動不足は、問題行動を引き起こす原因にもなり得るので注意が必要。例えば、攻撃性が高まったり、犬同士でケンカをしたり、ストレスによって同じ動作を反復してしまう「常同障害」がみられる場合もある。家の中で家具をかじるなど、困ったイタズラをするのも運動不足が原因になっていることもある。運動不足で犬が慢性的なストレスを感じていると、免疫力低下で他の病気も発症しやすくなる。運動させ過ぎの場合は、関節疾患や心臓病の悪化などが考えられる。
毎日の適度な運動は、ストレス発散や運動不足の解消となり、「生活習慣病」の予防方法の1つと言える。