2019年03月01日

服従訓練の前に、引っ張り癖の改善

 一番困っている引っ張り癖を解消することから、始めたほうが良い。
 脚側行進を希望されるのであれば、服従訓練の必要があるが、普段の散歩において、ある程度人間の横を付いて歩かせるのであれば、そう時間はかからない。
 犬種や年齢によって差は出てくると思うが、引っ張り癖を改善する初心者にも早くて簡単なコツは、散歩のときは犬の意思で歩くのでなく、あくまでもリーダーの意思で歩くということを徹底して教えることである。
 やり方は、家から散歩に出かける際に少しでも人間の前を歩いたら、人間がUターンして反対方向に歩き、強引にリードでショックを与える。大事なことは、アイコンタクトをせずに無視して歩き続け、ある程度の距離を歩いたら、急に方向を変えてリードでショックを与えながら歩くを毎日繰り返して行うことで、自然と犬の方から人間の動きを見ながら歩くように変わる。
 1週間も行えば、効果が出てくるが、初日は散歩にならないだろう。一度試されてはいかがか。これが上手くいくと、絶えず犬の注意力がリーダーのほうに向いているので、服従訓練もより簡単になる。
 服従訓練は、犬の集中力で大きく左右されるが、前述の方法であれば、集中力に関係なくできる。犬の引っ張りグセを止めさせて、楽しく散歩する方法である。
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2019年03月02日

犬の風邪の症状、治療と予防

 ウイルスや細菌が鼻や口、喉、肺に感染し、呼吸器感系に炎症が起こる症状が「犬の風邪」である。
  寒くなり空気が乾燥しウイルスや細菌が繁殖しやすく、寒さで体の免疫や体力が落ちるので、冬になると風邪の症状になる犬が増える。 人から犬へ、犬から人へ風邪がうつることはない。同じ種類のウィルスが人と犬に伝染することはない。
 人と犬が感染するウィルスは違うが、症状・治療そして予防など人間と同じだ。
 風邪になったときの症状は、鼻水、クシャミ、咳、苦しそうな呼吸、嘔吐、食欲不振、下痢など。 風邪の予防には、ワクチン接種、バランスの良い食事、運動と睡眠、清潔な環境、適度な温度と湿度の調整。ウィルスが体に侵入し、体に抗体ができれば、風邪の症状は改善し、完治に向かう。
 病院での治療法は、消炎剤、鎮痛剤、抗生物質などの薬物投与、注射や点滴など栄養補給などで、適切な治療方法は医師と相談することだ。咳が続くケンネルコフや、高熱、痙攣を起こすジステンパーなど重症化するウィルスもあるので、犬の様子が何か違うと感じたら病院へすぐに行くこと。
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2019年03月03日

ペットドアーの訓練方法は?

 相手は、賢くても人間ではない。見せても「なるほど」と、理解して利用してくれるとは限らない。ちょっとした練習と慣れが必要なのだ。最も重要なことは、焦らず根気よく教え、犬・猫のペースでドアに慣れさせることなのである。できないからと、無理やりドアを通らせようとしないこと。それをすると、ドアに対して恐怖心を持つようになり、怖がってドアを通ることができなくなる。
新居での場合、取り付け前に、犬・猫が周りの環境に馴染めているかどうかを確かめること。散歩にでかけ、周りの環境におびえていないか、また、新居の屋内でも安心して過ごすことができているかをよく観察する。不慣れな環境で、不慣れなペットドアに接することは、犬・猫にとって、とても不安でいつまでも恐怖心が取れず、なかなかドアを通ることができないということにつながる。
 では訓練方法だが、ペットドアを取り付けたら、ドア近くで開け方を教えてあげること。「こうやって頭で押し上げるといいんだよ」とていう感じで、手でフラップを押し上げ、ドアの開け方を見せてあげることだ。このとき、決して犬・猫を無理やり通そうとしない。ぬいぐるみなどを使って、通り方の手本を見せてあげるという方法もいいのではないか。また、ドアの片側に飼主が立ち、フラップをあげて、犬・猫に自分のほうへ来るよう呼び掛けてみる。
 ではドアに慣れさすにはどうするか。まず開閉フラップを開け放しにしてみる。このとき、フラップが上から落ちてくることのないように、しっかりテープなどで固定することだ。フラップがない状態で行き来できるようになったら、フラップを元に戻して、練習を続ける。
 それでも、まだできないというときは、ドアをくぐらせる動機を与えてみることである。エサを利用して、ドアをくぐる動機を与えてみるのもいいのではないか。最初に、エサをドア近くの内側へ置き、次はエサをドア近くの外側に置く。これをたびたび繰り返してみる。ドアを通ろうという動機を持つきっかけとなると思う。
 ペットドアを遊びの一部として利用してみるのも有効。犬の場合、大好きなおもちゃをドア越しに投げて、取りに行かせる。犬が呼び掛けに応じておもちゃを取って来たら、ドアをくぐるときにフラップをあげて手伝ってあげる。上手にくぐることができたら、たくさん褒めてあげる。
 猫ちゃんの場合、ドアの片側でフラップを上げて、おもちゃを揺さぶり、ドアをくぐらせるように、おもちゃを取らせてみる。楽しみながら、ドアをくぐる動機作りをし、徐々に、ドアに対する恐怖心を和らげよう。
 どの練習でも、上手にできたときは、いっぱい褒めてあげること。これはとても大切である。
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2019年03月04日

成犬をしつける前にポイントを抑えよう!

 そもそも「しつけ」とは何なのか。一言でいえば、人と一緒に生きるために犬にお願いするルールである。なので、人がきちんと教えなければ、犬にできるわけがないのだ。
「教えられてこなかったからできない」ということは、裏を返せば「教えたらできるようになる」可能性が高いということである。しかし、まっさらな状態の仔犬に教えるのと、人にとっての悪しき習慣がついた犬に今までの習慣を忘れさせ、新しい習慣を身につけさせようとするのには大きな差があるだろう。
 しつけを始める前に重要なのは、犬に信頼できる飼主である、と認めてもらうことである。それでは、信頼できる飼主とはどのような人なのか。犬の立場になって考えてみることである。日によっていいこと、ダメなことが違ったり、気分によって態度が変わったりするような飼主を信頼できるだろうか。答えはノー。まずはそのことをしっかり念頭におこう。
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2019年03月05日

アイコンタクトが大事!

 さまざまなしつけの要となるのがアイコンタクト。信頼関係が築けていないと、アイコンタクトを取ることは難しい。名前を呼ばれた犬がこちらを見てくれるようになれば、まずは第一歩が成功したといえるだろう。
 そのためには、犬に「飼主の目を見るといいことがある」と思ってもらうことが大切。名前を呼んで目があったら、大げさに褒めたりご褒美をあげたりしよう。逆に、犬を叱るときに名前を呼んでしまうと、犬はが名前を呼んでも無視をするようになる。
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2019年03月06日

散歩時のしつけとは?

 散歩時のしつけは、とても難しいことが多い。なぜなら、周りに興味を引くもの、刺激的なものがたくさんあり、犬の気が散ってしまうからですある。散歩中に上手に歩くことが難しい場合は、室内でリードをつけて練習することから始めよう。
  実際に散歩に出かけて、犬がい主をぐいぐいと引っ張って歩くような場合、犬は散歩というものは飼主を引っ張って行うものだと思っている可能性が高い。なので、どれだけ引っ張られてもびくとも動かず、犬が力を抜いた瞬間に歩き始めたり、もしくは犬が引っ張る方向とは逆方向に歩き始めたりして、「飼主を引っ張る必要はない」ということを教えてあげよう。
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2019年03月07日

日常生活におけるしつけとは?

 犬は、高い声を喜びの声だと思うことが多いため、褒めるときは高めの声で大げさに褒めること。逆に、低い声で叱ると、叱られているということがよく判断できるので、叱るときはわざと低い声で叱る。
  好ましくない行いに対しては、低い声で短く叱ったり、相手をしない(=無視)という、犬にとって嬉しくない報酬を与える。そして、好ましい行いに対しては大げさに褒めるなど、犬とって嬉しい報酬を与えよう。
 ただし、怒るときはまさに今悪いことをしているときに限るのである。
 褒めるときには、おやつを同時に使うと効果的だ。それを何度も繰り返し、「悪いことをした=低い声で怒られる」「良いことをした=ご褒美がもらえる」という認識を植えつけることだ。
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2019年03月08日

体罰はNG!

 犬のしつけの際に、あまりにいうことを聞かないので思わず手を出したくなることがあるかもしれない。
 しかし、犬にとって体罰は逆効果でしかない。
 飼主の手は安心できるものであるということを覚えてもらおう。
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2019年03月09日

「待て」を覚えさせるには?

 おやつはしつけに効果的で、いわゆる「待て」を覚えさせるときにも有用である。
  犬は、食べ物を見るとすぐに食べようとする。そこで、飼主は立ったままおやつを見せて「待て」と指示を出す。
 ここで、犬が少しでも落ち着いたら、褒めながらおやつを与える。この落ち着いている時間を少しずつ長くしていき、長時間我慢できるようにしつけていく。
 おやつに釘付けだった目を飼主のほうに向けたその瞬間に褒めながらおやつを与えると、アイコンタクトをより強化してくれるようになる。
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2019年03月10日

「しつけのプロ」に頼るのも1つの方法

 いろいろな方法を試してみても、なかなかいうことを聞いてくれない…そんなときは、犬のしつけのプロフェッショナルに頼るというのも1つの方法である。
  最近では、動物病院でもしつけ教室を行っているところが増えている。大切なのは、「犬がプロのいうことを聞くようになること」ではない。「犬が飼主と信頼関係を築けるようになること」である。そのため、プロのアドバイスを受けながら、飼主自身がしつけていけるような方法をすすめたい。
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2019年03月11日

ちょっとまって!そのしつけ方は間違っているかも―間違った犬のしつけ方 @

 良かれと思って行った行為が、犬の問題行動を助長させていることがある。人間の行為の中には、しっかりやっているつもりが、犬に間違ったメッセージを伝えているものがあるのだ。ここで紹介するわんちゃんを困らせる15の方法を覚えて、愛犬との絆を更に強めよう。
 1. 「おいで」の後に嫌がることをさせてはならない
 犬は特にインセンティブ(ご褒美)がなくてもすぐに近寄ってくると思っている人は多い。だが、コマンドに従ってきちんと寄ってきたら、毎回必ずご褒美をあげよう。
 ここでのポイントはご褒美だ。優しくお腹をさすってもらったり、餌だったり、お気にに入りの玩具だったり、子犬なら何でもご褒美と思ってくれる。だが、よほどのお風呂好きの子でない限りは、呼んだ後にお風呂に入れるのは厳禁だ。ほぼ間違いなく、飼主の呼びかけに近寄りたくなくなるからだ。呼んだ後は絶対に嫌な思いをさせてはいけない。
 また、コマンドは明るい声で、にこやかに発することも大切だ。しかめっ面で怒鳴る飼主の側に駆け寄りたい犬はいない。
 2.犬に飛びつかせてはならない
 家を訪れた人に犬を飛びつかせてはいけない。「犬大好き」と公言する友達でもダメだ。わ犬には20歳の健康な犬好きと身体が衰えた80歳のお年寄りを区別することができないからだ。
 犬に飛びつき癖があったら、お客さんに犬がおとなしく座って待つまで近寄らず、無視するよう頼んでおこう。犬に飛びついてはいけないことを教えるのだ。
 3. トイレトレーニングで失敗しても犬を怒ってはならない
 トイレトレーニングは躾の大切な第一歩だ。だが、躾けているつもりが逆効果になることがある。トイレを失敗したとき、犬に怒鳴ったり、粗相した場所に鼻面を押し付けたり、叩いたりしても、まったく意味がない。ただ、飼主を怖がるようになるだけだ。
 トイレを覚えるまでは、犬を常に目の届くところに置いておき、それができない時は小屋に入れたり、リードでつないだりしておく。小型犬ならカウチやPCに座って膝の上に抱いておくのもいいだろう。犬がもよおしてきた様子なら、すぐにトイレに連れて行こう。大切なのは根気よく躾けることだ。
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2019年03月12日

ちょっとまって!そのしつけ方は間違っているかも―間違った犬のしつけ方 A

 4. 犬に引きずられるような散歩をしてはいけない
 リードを引っ張ると犬は喜ぶ。行き先を知ることができるからだ。だが、犬に引きずられるような散歩をしてはいけない。犬がリードを引っ張ったら、その場に立ち止まってしまおう。そして、わんちゃんがリードを緩め、こちらを見たら、再び歩き始める。
 あるいは犬の進行方向とは反対方向に歩くという手もある。きちんとついてきたら、ご褒美をあげることも忘れてはいけない。飼い主の横を歩きながら、アイコンタクトをする子は十分偉い子だ。
 なお、この方法は練習と忍耐が必要だ! また、伸縮式のリードでは上手くいかないことにも注意しよう。むしろ、引っ張った方が速く歩けると勘違いさせてしまう。
 5. トイレは遊びの時間ではない
 トイレは昨日の粗相した場所の臭いを嗅いだり、草むらを寝転がったりする時間ではない。トイレの時間はトイレをするためにある。犬に必要なのは用を足す時間だけだ。遊べるのはきちんと用足しをした後だということを教えよう。
 これは特に夜中のトイレについて当てはまる。最初は可愛らしく思うだろうが、夜中の3時に何度もだらだらされれば嫌になってくるものだ。さっとトイレを済ませ、またベッドに戻るよう躾けよう。
 6. ハウスは罰を与える場所ではない
 犬がハウス嫌いになったら、罰を与えるためにハウスに入れなかったか思い出してみよう。本来、犬にとってハウスは居心地のいい場所であるはずなのだ。食事をしたり、おやつをもらったりできる素敵な場所なのだ。ハウスを罰を与えるために使用してはいけない。
 7. 吠えている犬をかまってはいけない
 吠える子を撫でたり、話しかけたり、何と叱りつけても、犬はますます吠えるようになる。吠えグセを直す一番効果的な方法は、昔ながらの無視だ。おとなしくしているときに褒めて、ご褒美をあげることも忘れてはいけない。
 吠える行為は、犬にとって本質的に快感なのだ。そのため、吠える以上に嬉しい報酬を与えなければならない。犬のお気に入りのおやつや玩具を探してみよう。
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2019年03月13日

ちょっとまって!そのしつけ方は間違っているかも―間違った犬のしつけ方 B

 8. 食事中、犬のおねだりに応じてはならない
 テーブルの下からつぶらな瞳で見つめられたら、無視することは難しい。だが、そのようなときでも絶対に食べ物を与えないと心に誓おう。犬が昨日の夕食でステーキを一切れもらったことを憶えているはずがないと考えていたら、それは大間違いだ。
 食事中、テーブルから離れて待っていた犬にはご褒美をあげて、自分の居場所を教えよう。ベッドやハウスなどに行くよう命じて、そこで落ち着いたらおやつの入った玩具や餌を与えれば、飼主の食事中に近寄っておねだりするよりも、離れていたほうがいいことがあると躾けることができる。
 9. キッチンに食べ物を放置してはならない
 一度犬がキッチンの上に食べ物があることを知れば、何度でも探しにくるだろう。キッチンの外にいるときにご褒美を与えて、それを予防しよう。また、見ていられないときはキッチンのドアを閉めておくことだ。食べ物は戸棚や冷蔵庫の中にしまっておくように。子供がいるなら食べかけのお菓子を置きっぱなしにしないよう伝えておくことも大切だ。
 10.犬の問題行動の多くは刺激や運動不足が原因
 犬はエネルギーを発散させる必要がある。放っておけば、どんな形で発散するか分かったものではない。できるだけ一緒になって運動する機会を設けよう。犬に関する問題の多くは、刺激や運動の不足が原因である。犬が家の中で運動会をしているのなら、そろそろ表に連れ出した方がいいということだ。
 11. ご褒美は徐々に減らせ
 手の中におやつを持っているときにしか、犬が言うことを聞かなくて困ってはいないだろうか。それはいうことを聞かせる前におやつの袋から中身を取り出して準備しているのでは。そうした餌で釣って躾けるのは結構なことだ。だが、ご褒美と賄賂は違う。できるだけ早いうちにご褒美を減らすことも大切だ。
 スロットマシンを想像してみほしい。メダルを投入して当たりが出れば、2度3度と試したくなる。スロットマシンから報酬を得れることを学んだのだ。そうなれば、例え負けてもトライしたくなるだろう。過去の成功体験があるために、その保証もないのにまた勝ちたいという欲求が芽生えるからだ。
 犬のご褒美も似たようなところがある。だから、最初に喜ばせて、徐々に減らしていけば、ご褒美なしでも言うことを聞くよう躾けることが可能になる。
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2019年03月16日

犬の家庭での基本となる訓練  

 1.すわれ
 犬に食事を与えるとき、右手で犬の頭上に「すわれ」といいながら食器を持ち上げる。犬はほしい物が頭上にあるので、上の方を見上げようとし、自然に腰をさげて座る。座ったらほめてやり、食べ物を犬に与える。
 どうしても座らないときは、首輪に引きひもをつけ、上方に引き、犬の腰を押し下げて座らせ、座ったらほめてやる。この際「すわれ」と反復命令して犬に教える。
 2.待て
 この訓練は犬を制止させる大変重要な訓練です。応用範囲も広く、いろいろな場合に役立つ。
すわれができるようになったら、おあづけを教える要領で、「待て」を命令しながら、食べ物を犬の前に出す。すると犬は大きく立ち上がってきて、その食べ物に近づこうとするから、ただちに上方に持ち上げて「すわれ」といってすわらせ、「待て」と命令しながら食べ物をゆっくりさげる。そして食べ物を下に置いても、座ったまま待つように練習し、始めは1〜2秒待ったら「よし」と許可して食べさせ、漸次時問を長くして、何分でも待たせるように練習する。
 もう1つの方法は、引きひもを左手に持ち「すわれ」を命じ、右手で犬の顔を圧するごとく止めて「待て」を命令する。犬がおとなしく座ったらほめてやり、動いたら「待て」と制し、動いてはいけないことを教える。
また手入れをするとき、犬を立たせて「待て」を命じ、ブラシをかける。すると犬は身体を動かそうとするから、左手で首輪を持ち、犬の体を左右にゆさぶる。すると犬はころびそうになるので、思わず体を固くしておとなしくなる。こうして「待て」と命ぜられたら、動いてはいけないということを教えておけば、手入れをしたり、注射をするときでも、扱いやすい犬になる。
 3.来い
 犬は飼主に呼ばれたら、何はさておいても、すぐにとんで来るように、幼犬時代からしつけておくことが必要。犬に食事を与えるときは、必ず犬を呼んで手元に来たら食事を与える。そして犬が呼ばれて手元に来たときは、十分ほめてやること。呼ばれたらすぐに主人のそばに行けば、必ず何か良いものがあるという感じを持たせておく。そしてさらに確実性をつけるために、次のような方法で練習をやろう。
犬に「すわれ」「待て」を命じる。そして犬の首輪に長いひもをつけておき、犬から数歩はなれる。数秒後犬に向って右手を上げて招くように視符を示し、同時に「よし来い」と命令し、左手でひもを引く。犬がひもに引かれて手元に来たら十分ほめてやる。
何度か練習して、ひもを引かなくても、また途中に誘惑があっても「よし来い」と呼ばれただけで来るようになったら、すばらしい犬になる。
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2019年03月17日

犬の服従訓練上の注意

 1.左側につけて歩く
 専門語で脚側行進という。つまり主人と一緒に歩くときは、常に左側に位置し、人の歩調、方向にあわせて行進しなければならない。よく街で見かける風景だが、犬に引きずり回されている人がある。とくに大型犬などの場合、大変危険である。
訓繰方法は犬にひもをつけ、「ついて」と命令し、左手で自分の左足を叩く。犬が人より先に進もうとしたら、ひもを強く引いて左脚側に引き寄せ、ついたらほめてやる。この際、綱引のような形で、人と犬の引っぱりっこをしたのでは直せない。つまり急激にガクンと引いて、引きっぱなしにせずにすぐゆるめる。すると犬はまたはなれようとするから再びガクンと引く。何回か連続すると、犬のほうがあきらめて引かなくなる。犬につける首輪や引皮は丈夫な品を使用しないと、強い刺激を与えるわけだから、破損する恐れがあるので注意することだ。こうして歩く練習をさせるのだが、右や左に曲ったり、早く走ったりゆっくり歩いたりして、常に左側について楽しく行進させ、喜んで歩くように身につけさせる。よくできるようになったら、犬に分らないようにひもをはずし、ひもがついてなくとも、ついて歩けるよう練習する。
 2.ハウス内でおとなしくさせる
 犬は自由を好み、犬舎にとじこめられることをきらうが、「ハウス」と命ぜられたら、素直に犬舎に入るように、訓練しなければならない。
その愛犬にひもをつけて「ハウス」と命令して、犬舎を指さし、ひもを引いて犬舎に引き入れる。犬舎の中に入ったらほめてやり、なかなか入ろうとしないときは犬のお尻をぶっておしえる。
また食事を与えるときは、必ず「ハウス」と命じて犬舎内に入れて食べさせるように習慣づけると、早く覚える。
犬舎内に入れると、外に出たがって騒ぐ犬がいるが、平素運動を犬が疲れるくらい十分に行い、犬舎内では体養の場にするように、遮蔽して余計な気は使わなくてもよいようにする。もちろん騒いでやめないときは叱り、どうしてもやめようとしないときは、「いけない」、または「やめ」と強く命令しながらハウス全体を大さく揺さぶると、犬は恐怖を感じて静かになるものである。
 3.散歩のときの服従訓練
1日に1回以上は、必ず外に出そう。そうすることが犬にとって、肉体的にも精神的にも必要。近くの広い公園や、空地に行き、思う存分走り回って、ノビノビと連動をさせてやろう。
犬を放すときは、近くに誰もいない、ほかに迷惑をかけない場所でなければならない。もし他の人や、犬が近づいたら、ただちに犬を呼びよせ、ひもをつけて無用のトラブルを防ごう。
行き帰りの道路上では、犬は必ず左脚側につけ、ひもは短かめに持って歩き、他の通行人や、車などに注意しよう。
途中拾い食いをしたり、他人や他犬その他に対し、攻撃的な態度をとるときは、徹底して叱ることだ。
街の中で排便をしたときは、ただちに処埋できるように、便取り器か、紙、ビニール袋などを持って散歩しよう。大型の作業犬は、自転車運動でなければ、運動にならないかも知れないが、脚側行進の訓練が、しっかり入っていないと危険。その場合、犬の歩き方から疲労状態を観察して、無理のない走り方をしなければならない。間違っても、犬を引きずるような走り方は絶村にしてはならない。
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2019年03月18日

集合住宅で犬を飼うときの注意

近年集合住宅で、ペットを飼うことについては、賛否両論で、社会間題化しているが、たとえ一戸建ての住宅の場合でも、日本の密集した住宅事情にあっては、集合住宅でも大して変るところはない。
とくに気をつけなければならないことは、犬の吠え声である。なにしろ壁1つの境なので、小さな鳴き声でも、隣家にひびくことがある。1回の吠え声で、直ぐやめれば気にもならないが、連続的に続くと、不快感を与えることになるので、むだ吠えは絶対にさせないよう、きびしくしつけることだ。
また集合住宅は、共有部分が多く、廊下や、階段、ホール、庭などを専有することはできないので、そうした場所で、犬を放したり、ひもを長くして連れて歩いたりすることはやめよう。
大型犬の場合は目立ちやすく、過敏な犬などは、とかく近隣に迷惑を及ぼしやすいので、なるべくそうした犬は飼わないようにすることだ。
最後に近隣に対する気くばりと、コミュニケーションが大切であることを強調したい。
犬のしつけや訓練について、わからない方や、できない方は、各地の職業訓練士などに相談されるなり、委託されるといいのではないか。
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2019年03月19日

犬のボディコントロールのしつけ

 犬のボディコントロールとは、飼主が犬の体を触ったり、体の一部を自由に動かしても犬がまったく嫌がらない状態のことである。犬が人間によって容易にハンドル(handle=操る)されるという意味合いで「ハンドリング・エクササイズ」(handling exercise)とも呼ばれる。
 ボディコントロールとは体中のどこを触られても犬が反抗せずじっとしている状態のことで、ボディハンドリング(body handling)とも呼ばれる。このしつけは噛み付き事故を予防するためにきわめて重要だ。
 頭をなでようと差し出した人の手をかんでしまったら大変である。例えば健康診断のために犬を連れて動物病院に行ったとしよう。獣医が聴診器で心臓の鼓動を確かめようと手を伸ばした瞬間、犬が噛み付いてしまうときちんとした診察や診断ができなくなってしまう。あるいは散歩中、マナーを知らない女性が「かわいい〜」などと言って飼主の許可を得ず勝手に犬に近づき、頭の上から手を差し出してなでようとした瞬間、怖がった犬が女性の手を噛んだら大変。たとえ相手の一方的な行動だったとしても、飼主の管理責任が問われてしまう。あるいは犬の扱い方を知らない乳幼児がいたずらに犬のしっぽを引っ張り、驚いた犬がその乳幼児を噛んでしまうかもしれない。
 またボディコントロールは犬の健康を保つためにも絶対必要なしつけである。犬との暮らしの中では歯磨き、ブラッシング、散歩帰りの肉球掃除など、どうしても犬の体を触らなければいけない状況がたくさんある。飼主が体に触ろうとするたびに逃げ出していたら、犬の体を適切にメンテナンスできなくなり、健康が悪化してしまう。
 このようにボディコントロール(ハンドリング)のしつけは、犬の咬傷事故を予防し、犬と飼主両方の生活や健康を守るために絶対必要なのだ。
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2019年03月21日

ボディコントロール・基本方針

 犬のボディコントロールに際して、飼主はまず以下のことを念頭に置く。
・してほしい行動  ペットの体を触り、体の一部を動かしてもまったく抵抗しないこと
・してほしくない行動 ペットの体を触り、体の一部を動かそうとすると嫌がること
 してほしい行動と快(ごほうび・強化刺激)、してほしくない行動と不快(おしおき・嫌悪刺激)を結びつけるのがしつけの基本であり、前者を強化、 後者を弱化と呼ぶ。これを踏まえてボディコントロールをしつける場合を考えてみよう。
・強化  「ペットの体を触り、体の一部を動かしてもじっとしていた」瞬間に快を与える
・弱化 「ペットの体を触り、体の一部を動かすと抵抗した」瞬間に不快を与える
 犬のボディコントロールのしつけに際しては正の強化を基本方針とする。
 これは「体を触った→抵抗した→犬を叩いて叱った」という形でしつけをしてしまうと、犬は「体を触られた→叩かれた!」と誤解してしまうからだ。これでは逆に体を触ろうとしたら犬がどこかに逃げてしまう。
だから犬が誤解してしまうようなしつけではなく、体を触ったり動かしたりしてもじっとしていた瞬間におやつなどの快を与えるという正の強化でボディコントロールをしつけるのが基本方針となる。
・望ましくない手法
 力ずくで仰向けに寝かせて押さえつける「アルファロール」、および力ずくで横向きに寝かせる「ドミナンスダウン」は望ましくない。人間で言うと、体重150キロのお相撲さんが上に覆いかぶさるようなもの。犬に大変な不快感を与え、時には反撃を誘発する危険性があるので、現在では特殊な状況を除き、否定されているしつけ方だ。たとえテレビ番組でこのようなしつけ方が紹介されていても真似してはいけない。
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2019年03月22日

ボディコントロール・実践

 まずはしつけに入る前に「犬のしつけの基本理論」で述べた大原則、「犬をじらせておくこと」「一つの刺激と快不快を混在させないこと」「ごほうびと罰のタイミングを間違えないこと」「しつけ方針に家族全員が一貫性を持たせること」を念頭においておくこと。まだマスターしていない方は以下のページを読んで「すべきこと」と「すべきでないこと」が何であるかを把握しておこう。
・しつけの準備
 実際にボディコントロールのしつけに入る前に、以下のような準備を終わらせておこう。
・集中できる環境を作る
 1つのことを覚えるには集中力が大切。しつけの前には窓を閉じて外からの音を遮断し、テレビやラジオは消そう。気が散るようなおもちゃなどはすべて片付け、犬の意識が否応なく飼主のほうに向くように無味乾燥な環境を作ってしまおう。
 また犬の集中力は10分〜15分ほどです。集中力がなくなってきたらいさぎよくしつけを中断してその日の夜や翌日に改めて再開しまよう。飼主がしつけを焦って犬の感情を無視して強引に行ってしまうと、しつけ自体が犬にとっての苦痛になってしまう。
・ごほうびを用意する
 犬をある特定の行動に対して積極的にさせるためには、何らかの快(強化刺激)を与える必要がある。
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2019年03月23日

犬に対するごほうびいろいろ

 以下は代表的な犬に対するごほうびである。
・おやつ
 おやつをごほうびとして使う場合は犬がおいしいと感じるもの+カロリーの低いものを選ぶようにする。与えるときは犬が満腹にならないよう、なるべく少量だけにする。
・ほめる
 高い声で「よーし」や「いいこ」や「グッド」などの声をかけてあげる。言葉と同時に軽く1回なでてあげてもかまわない。ただしあまり激しく撫で回してしまうと犬が興奮しすぎて集中力がなくなってしまうため、軽くにとどめておく。
・おもちゃ
 おもちゃを選ぶときは、あらかじめ犬に何種類かのおもちゃを与えておいて一番のお気に入りを確かめておく。ただし一度与えると回収するのが困難になるため、しつけセッションの最後に与えるようにする。
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2019年03月24日

犬の弱点部位を知る

 犬の体には弱点部位、すなわち触られたくない場所がる。具体的には、他の犬と争いになったとき、噛み付かれて怪我をしやすい耳の先端、鼻先、足の先、しっぽ、雄であれば性器などへのタッチを本能的に嫌うことになる。犬は争ったときに攻撃を受けやすい先端部分へのタッチを本能的に嫌がるのである。
 基本的には触られても平気な部位から始めて徐々に弱点部位のボディコントロールに移っていく。理由は、いきなり苦手な場所から始めると、触られること自体が嫌になる危険性があるからだ。
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2019年03月25日

ハンドシャイを直す

 ハンドシャイとは犬が人間の手を怖がってしまう状態のこと。人間との接触経験が少ない子犬や、人間の手で叩かれるなどの虐待を受けた犬においてよく見られる。犬にボディコントロールをマスターさせる際は、まず人間の手に対する恐怖心を完璧に克服していなければならない。
・止まっている人の手に慣らす
 まずは人間の手がもつ視覚的な情報に慣らそう。要するに止まっている人の手を見ても怖がらなくするということだ。
 事前に床をきれいに掃除しておき、手のひらを上にして置きく。そして50cmほど離れた場所におやつを置いてみよう。犬が近づいてきて食べてくれるはず。食べ終わったら今度は40cm離れた地点に置いてみよう。犬が食べてくれたら今度は30cm地点に置いてみる。食べてくれなかったらもう一度50cm地点に戻そう。このような作業を繰り返すことにより、犬は「人間の手は自分に害を及ぼすものではない」と学習していく。
・人間の手とごほうびをリンクし犬の恐怖心を減らす
おやつの置き場所が限りなく手に近づいたら、今度は手のひらの上におやつを置いてみよう。このときむやみに動かさないようにする。犬が抵抗なく食べてくれたら成功。少し戸惑っているようなら10〜20cm離して置き、犬の警戒心が少なくなるまで待つ。スムーズに食べてくれるようになったらもう一度手のひらの上に置いてみよう。このような作業を繰り返すことにより、犬は「人間の手はおやつの合図である」と学習していく。 人の手からおやつを与えることで「手=ごほうびの合図」という結びつきが形成される 犬がスムーズに手のひらから食べてくれるようになったら今度は手の甲を上にして同じプロセスを繰り返す。また逆の手、半袖の状態、長袖の状態、手袋をはめた状態でもやってみよう。家族や知り合いがいる場合は、そういう人たちにも同じ動作を行ってもらう。こうした作業を繰り返すことにより、犬が人間の手を見て怖がるということがなくなっていく。
・ゆっくり動く手に慣らす
 止まった状態の人間の手に慣れたら、今度はゆっくりと動いている状態の手に慣らしていこう。
 指先でおやつをつまみ犬の鼻の高さにキープしたままできるだけゆっくりと鼻先に近づけ、おやつの匂いを嗅がせてあげる。犬がクンクンと匂いを嗅いで自発的に食べてくれたら成功。同じ要領で今度はさっきよりも早めに手を近づけてみよう。犬が怖がって後ずさりようなら早すぎである。もう一度動きをスローモーションに戻し、犬が警戒しないスピードを見極める。また上から迫り来る手は犬にとって脅威なので、必ず鼻よりも下になるように手の高さを調整することだ。犬がスムーズに食べてくれるようになったら徐々にスピードを早めていく。こうすることによって犬は「自分に近づいて来る人間の手は怖くない」と学習していく。 止まっている手は大丈夫でも動いている手を怖がる犬がいる 接近モーションに慣れたら、今度はおやつを持った手を犬の鼻先でゆっくりと横にスライドさせてみる。犬が自発的に鼻を近づけてきたら成功です。そのままおやつを与えよう。次は逆方向にスライドさせてみる。犬が警戒しているようだったら、移動速度を少し緩めてみる。こうした作業を繰り返すことにより、犬は「自分の目の前を横切る人間の手は怖くない」と学習していく。
犬が慣れてきたら逆の手、半袖の状態、長袖の状態、手袋をはめた状態でもやってみよう。家族や知り合いがいる場合は、そういう人たちにも同じ動作を行ってもらう。こうした作業を繰り返すことにより、犬が目の前で動く人間の手を見て怖がるということがなくなっていく。
・素早く動く手に慣らす
 犬がゆっくりと動く人間の手に慣れたら、今度は素早く動く手に慣らしていく。
おやつを指先に持ち、犬の鼻先に近づける。犬の注意を惹き付けた状態で、おやつを持った方の腕をゆっくり時計回りに回してみよう。犬が逃げずにその場にいたらおやつを与える。警戒して後ずさりするようならもう少しゆっくり回すようにする。時計回りが終わったら、反時計回りで腕を回してみる。犬がじっとしていたらそのたびごとにおやつを与えよう。
・あらゆる手の動きにならせておかないと咬傷事故が起こる危険性がある
今度はおやつを持ったまま、犬の頭上で円を描くようにゆっくり動かしてみよう。最初は犬の口が届かないような高さで行うようにする。犬がその場でじっとしていたり噛み付こうとしなければおやつを与える。うなったり噛み付こうとする場合は自分の死角にある手に慣れていない証拠。もう少し動きをゆっくりにして犬が警戒心を抱かないスピードで行う。犬が攻撃的にならなかったらおやつを与えよう。
犬が自分の周囲を動き回る人間の手に慣れてきたら、徐々にスピードを早めてみよう。いきなり高速で手を動かすと犬がびっくりするので、少しずつスピードを早めるように注意する。この作業を繰り返すことにより、犬は「自分の視界の中で動く人間の手はおやつの合図である」と学習していく。
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2019年03月26日

ボディコントロールの手順

 人間の手に対する恐怖心や抵抗感がすっかりなくなったら、いよいよボディコントロールのしつけを開始。すべてに共通しているのは「人の手で触られる」という刺激と快(強化刺激)をリンクする古典的条件付け、および「抵抗せずじっとしている」という行動と快とをリンクするオペラント条件付けである。すべてのステップで触る→じっとしている→ごほうびという手順を流れるように行うこと。
(ボディコントロールの手順)
・犬の嫌がらない場所を触る
・犬の耳を触る
・犬の足を触る
・犬の鼻先を触る
・犬の腰を触る
・犬のしっぽ(尾)を触る
・横になっている犬を触る
・仰向けの犬を触る
・触る強さや時間を変えてみる
・おやつの回数を減らす
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2019年03月28日

犬の嫌がらない場所を触る

 犬が嫌がらない背中や頭などを軽く1回なでる。じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与えよう。犬の頭の中では「触られる=いいことがある」という強化がなされる。
 犬の嫌がらない場所を触った直後にごほうびを与えること。次に2回なでてみよう。じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与えよう。同様に3回、4回…となでる回数を増やしていく。背中、頭、脇腹(わきばら)など犬が嫌がらない部位に関してまんべんなく触っていこう。
posted by IT難民 at 06:06| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月29日

犬の耳を触る

 次に犬が嫌がる耳先を軽く1回触ります。じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与えよう。次に2回触ってみましょう。じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与えよう。同様に3回→4回・・・と触る回数を増やしていく。
 犬の耳を触った直後にごほうびを与えること このトレーニングによって「耳を触られるのは何だか嫌だなぁ…でもおいしいものくれるからまあいいや」という考え方が強化される。
 耳掃除をするときや動物病院で耳の中をチェックするときには必ず犬の耳を触る必要性があるので、耳の先端に触られることへの抵抗を、あらかじめなくしておくことが重要なのである。
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2019年03月30日

犬の足を触る

 次に犬の前足をつかんでみる。前足をつかむ(かむ)という行為は、犬社会においては上位のものが下位のものに対して行う行為であり、支配=従属関係を示す。触られることを嫌う犬もいるので、3段階に分けてゆっくりとアプローチすることにする。
 犬の足を触ったり持ち上げた直後にごほうびを与えること まずは犬の足に軽く触れるところからスタートしよう。犬の前足を触り、じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与える。同様に3回→4回・・・と触る回数を増やしていく。前足が終わったら同様に後ろ足も触ってみよう。
 犬が触られることに慣れてきたら、今度は軽くつかんでみよう。じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与える。3回→4回・・・と触る回数を増やしていき、じっとしてるたびにごほうびをあげる。もし嫌がるような場合は、もう一度触るところからリスタート。前足が終わったら同様に後ろ足も触ってみよう。
 犬が足をつかまれることに慣れてきたら、今度は足を持ったまま持ち上げてみよう。ちょうど「お手」をするときのような姿勢である。じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与える。3回→4回・・・と持ち上げる回数を増やしていき、じっとしてるたびにごほうびをあげる。前足が終わったら同様に後ろ足も触ってみよう。
 足をつかんで持ち上げるという行為は犬の爪切りをするときや散歩から帰って肉球をきれいにするとき絶対必要になる。足を触られることや握られることに対する抵抗をあらかじめ徹底的に取り除いておこう。
posted by IT難民 at 08:09| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月31日

犬の鼻先を触る

 犬の鼻先(マズル)を飼主が自由に触ったり動かしたりすることをマズルコントロールという。まずは下あごに手を添えるように触ってみよう。上からつかむと呼吸できなくなるので下からつかむようにする。じっとしていたら「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与える。3回→4回・・・と触る回数を増やしていき、じっとしているたびにごほうびをあげる。
posted by IT難民 at 07:57| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする