2018年10月09日

マンションでペットと暮らす人は変人?

 ペットに興味のない人にとって、飼育が禁止されているマンションで、肩身の狭い思いをしながらペットと暮らす人の心は理解できないだろう。特に日本人は、どのようなルールでも、決まったものは何が何でも守らなければいけないという不思議な文化を持っている。大多数の人から見ると、ペットの飼育というようなどうでもいいようなことで、ルールを無視する人々は我巖な変人に見えるに遠いない。
しかし、ルールというものを考えてみると、ルールはルールを決めた時の多数派に従っただけで、守らない人が増えれば改正する性質のものである。少し隅極端に言えばみんなでルールを破れば、ルールそのものが無意味で改正の対象になる。
もう少しはみだして言えば、絶対に守らなければいけないルールと、守らない人が必ずいるけれど、決めたほうが無難だというルールもある。ペットの飼育はもちろん後者で、ルールの解釈が禁止派と飼育派では違っている。違いの溝を埋めることが問題解決に結びつくが、一番難しいことでもある。ただ規則の運用は法律も含めて幅があり、個人の生活を乱さないよう弾力的に施行することが原則。
ペットの所有者のの中にはもちろん禁止されている集合住宅でペットと暮らしている人もいるが、その人たちは変人でもなく戸建に住んでいる人と何の違いのない普通の人たちだ。もちろん獣医師さえ理解できないくらいペットの世界にのめり込んでいる人もいるが、それは集合住宅でも戸建でも同じだ。むしろ、集合住宅で無断で飼っている人のほうが、隣り近所に配慮しなくてはいけないから常識的にペットと暮らしている。
今では首都圏の60%の人が集合住宅に住み、集住文化という言葉がさえ生まれている。居住人口だけから見ると日本の社会の中心になりつつあり、そこで新しい生活習慣や社会ルールが生まれることになるが、法体系がそのままだと新しい動きを抑圧してしまいかねない。ペット間題も新しい習慣を生み出し定着させない限り解決にならず、今のまま無条件禁止の状態が続けば健全な社会が形成されない可能性がある。
posted by IT難民 at 06:19| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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