2020年01月07日

ペットを飼って特定外来生物被害防止法違反

 ペットの飼育に関連して、飼主が逮捕・書類送検されることがしばしばある。
 昨年7月、ある人気お笑い芸人が特定外来生物に指定されたカメを無許可でペットとして飼育していたとして、特定外来生物被害防止法違反の疑いで書類送検された。
 特定外来生物とは、日本国内の生態系に害を及ぼす可能性のある外来生物を意味し、これに指定された外来生物は飼養・栽培・保管・運搬・輸入等が特定外来生物被害防止法によって規制される。
 特定外来生物被害防止法第5条(飼養等の許可)
  学術研究の目的その他主務省令で定める目的で特定外来生物の飼養等をしようとする者は、主務大臣の許可を受けなければならない。
 このお笑い芸人が飼育していたカメはカミツキガメという種類で、2005年6月に特定外来生物に指定されたため、本来であれば指定から6ヵ月以内に飼育許可を得る必要があったのだが、当人は「規制前に購入したので大丈夫だと思っていた」と話す通り、許可を得ないまま飼育を続けていたのだという。
 このほか、ペットに関連して飼主が逮捕・送検されるケースで身近なものとしては、飼えなくなった猫や犬を捨てて動物愛護法違反(遺棄)に問われるケースや、飼い犬が他人を噛んで怪我をさせたことに起因して飼主が過失傷害罪や保護責任者遺棄罪等に問われるケースが挙げられる。
 ペットを欲しがる子供に対して母親が「責任を持てないのであれば飼ってはダメ」と言って嗜めることがあるが、ペットを飼っているのに責任が持てない大人は、法律によって社会的な罰を受ける可能性があることを留意しておかなければならないのだ。
posted by IT難民 at 05:38| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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