2020年01月08日

ペットの死後はどうなる?

 (1)死亡後のペットの法的地位
 日本の法律上、ペットを始めとする動物は、物としての扱いを受けるにとどまっている。
 そのため、ペットが死亡した場合であっても、法律上は物のままであり、その法的地位に大きな変化はない。
 なお、動物の死体については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律において、同法の規制対象となる廃棄物に該当すると規定されているため(同法2条1項)、ペットについても、死亡後は、「廃棄物」として、同法の規制対象になるようにも思われる。しかしながら、この点については、一般に、ペットの死体については、宗教的および社会的慣習等により埋葬および供養等が行われるものであるため、社会通念上、廃棄物には該当しないと解されているので、ペットについては、死亡したからといって、ただちに「廃棄物」として扱われるというような常識に反する解釈は取られていない。
 (2)死亡後の手続
 ペットが死亡した場合、飼主が、各地方自治体にペットの死亡を届け出る義務を負う場合がある。
 例えば、犬の飼主については、狂犬病予防法により、「同法4条1項の登録を受けた犬の所有者は、犬が死亡したときは、30日以内に、厚生労働省令の定めるところにより、その犬の所在地を管轄する市町村長に届け出なければならない」と定められている(同法4条4項)。なお、具体的な手続については、例えば、京都市では、ホームページ上で具体的な手続が紹介されている(京都市HP参照)。
 また、変わったところで言えば、動物愛護法26条1項に定められているワニやカミツキガメなどの「特定動物」については、飼育に都道府県知事の許可が必要とされているところ、この「特定動物」が死亡したときには、「特定動物飼育・保管廃止届出」を都道府県知事に提出しなければならない(環境省HP参照)。
posted by IT難民 at 07:05| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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