2020年04月13日

ペットを守る法律は?

 ペットなど動物たちへの虐待事件を聞くたびに悲しくなる。いまの法律では、ペットたちはどんなふうに保護されのか。
 多くの人がペットを家族の一員としてあつかい、虐待事件を聞くたび心を痛めている。動物たちを命あるものとして慈しむため制定されたのが動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)である。旧法の動管法(動物の保護及び管理に関する法律)を、動物愛護と共生の観点で改正された。超党派の議員立法として1999年に全会一致可決、2000年に施行されている。
 動物愛護法は基本原則で、動物が「命あるものであること」を確認している。「動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめる」ような虐待はしないこととともに、「人と動物の共生」に配慮した適正な取扱いを求めている。
 飼主にはマナーを守り、適正な飼育で動物の健康・安全を守るほか、感染症の正しい知識をもつ努力や、飼主が分かるようにするなどの責務を定めている。また販売業者は適正な飼育・保管方法を説明するなど、動物取扱業者が守るべきルールも設けられている。
 虐待や動物取扱業者の法令違反への罰則も強化された。動管法では死に至る虐待でも3万円以下の罰金だったが、動物愛護法では、動物をみだりに殺傷した者には1年以下の懲役か100万円以下の罰金、えさや水をあたえないなどの虐待には30万円以下の罰金が課される。
 国や自治体は、動物愛護と適正な飼育の普及・啓発に努めることなどが定められた。また国民の理解と関心を深めるため、9月20日から26日が動物愛護週間となっている。
 この改正でようやく欧米並みの法律に近づいたが、動物愛護は国民的な愛護精神の向上とともに、飼主も含め動物の虐待を許さないという社会的なモラルの強化が求められている。動物愛護団体や飼主、獣医師協会、住民、行政などの共同が不可欠なのだ。
posted by IT難民 at 07:10| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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