2018年12月31日

犬は14.17歳、猫は14.82歳  平均寿命が延びた最大の理由は?

 幼少期を過ごした昭和40年代の田舎町で、犬といえば重たい鎖に繋がれ、庭の片隅で来訪者を威嚇する「番犬」であった。室内犬は「座敷犬」などと呼ばれ、お金持ちの象徴として犬とは違う生き物として存在していた。
 猫は、飼い猫というよりあたりを彷徨う野生動物。時々天井裏に放り込まれ、ネズミ退治を用命されるなど、現代との立場の違いに愕然とさせられる。
 さて、そんな犬猫は現在どのくらいいるのだろうか。一般社団法人ペットフード協会の資料によると、平成26年犬の飼育頭数は1034万6000頭、飼育世帯は15.06%にのぼる。猫は同年995万9000頭、飼育世帯は10.13%。平均寿命は犬14.17歳、猫14.82歳だという。
 同協会の会長である石山恒氏によると「昭和58年の独自調査では、犬の平均寿命は7.5歳」というから、ここ30年で倍近い延びをみせていることがわかる。その背景として、まず食事があげられよう。
 番犬の時代では、与えられた餌は、家族の食事の残り物であった。人間の食べ物では、味が濃過ぎる上、栄養バランスも悪いのが当然。ドックフードやキャットフードなど、犬や猫にとっての栄養バランスを考慮した専用フードは、いつ頃普及したのだろう。
 「昭和62年の時点でドックフードの定着率は20.9%、キャットフードが32.6%。以降、急激に普及して現代では双方とも90%を超えています」(石山氏)
 専用フードの普及が、犬猫の平均寿命の伸長に与えた影響は大きいといえる。
 次に医療の充実。農林水産省の資料によると、動物病院の数は平成25年で1万1032施設。平成16年時は、9245施設だったので近年急速に増えていることがわかる。感染症予防は万全、健康診断もあたり前。血液検査、尿検査、糞便検査、レントゲン、超音波など、検査項目も人間並みである。
 動物病院の増加と共にペット保険の登場も犬猫の健康増進に大きく貢献したといえるだろう。ちょっとでも気になることがあるとすぐに病院。今や待合室はさながら人間の病院並みの混雑ぶりである。
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2018年12月29日

事例でみる器物損壊罪と動物愛護法のバランス関係

・交通事故の場合
 車を運転している際に、野良犬の急な飛び出しを避けようとして自分の車を破損したり、自身や他者を傷つけた場合、運転手に全ての責任が科せられる。さまざまな状況を考慮した究極の判断として、野良犬を轢く覚悟が求められるのは、運転手として知っておかなければならない。当然、法律上も人道的にも罰の対象にはならない。
 しかし、愛犬は野良犬とは異なるので、轢いたり轢き逃げされる事は運転手の罪だというのも愛犬家としては理解できる心情だが、なぜ、轢かれる状況に愛犬を置いてしまったのかを突き詰めると、ほとんどのケースで、首輪抜けした、リードが外れた等の飼主のミスやハプニングが挙げられる。
 こういった交通事故については、愛犬家よりも運転手のほうが詳しいケースが多いもので、故意でない限りは、轢き逃げしたとしても飼主が証拠を揃えて、器物損壊罪として告訴してくるのは難しいことや、「飛び出させたほうが悪い」「こちらの車を汚した責任」等、動物愛護法違反を基に飼主の責任を追求されるのもよくある話だ。
 とはいえ、運転手の中にも理解のある方もたくさんいて、病院までの搬送や健康の心配をして下さる場合もある。そんなときは、飼主としての不注意を運転手にきちんとお詫びすることだ。そして、双方が適切な保険に入っていれば、金銭面での解決は随分スムーズにいく時代になっているようだが、運転手VS飼主の心情問題は、それでもなかなか大変なのが現実。
 ただし、運転手が道路交通法違反を犯していた(スピード違反、信号無視など)、明らかな故意があった(動物愛護法違反が適用)場合は、刑事事件として警察の積極的な介入も期待できるが、どちらにせよ轢かれて辛いのは、何より愛犬である。
飼主として、車道に飛び出した方が「負け」ぐらいの気持で、家族である愛犬をしっかり守ることが1番の対策である。
・咬傷事故の場合
どんなに大人しくて、躾が行き届いていたとしても、「自分の愛犬は咬まない」という認識は捨てたほうがいい。その思い込みが、愛犬を事故に巻き込んでいるケースが、ビックリするほど多い。さっきまで仲良くしていた犬に本気で咬みつかれたり咬んでしまったりといった犬VS犬のケース、散歩中や店先で係留させていた愛犬が他人を咬んでしまったといった犬VS人のケースもある。
 犬VS犬のケースの場合。それぞれの飼主の落ち度や人間関係が大きい。ペットである愛犬は器物損壊罪の対象となるが、器物損壊罪は「過失」を処罰する規定はないが、民事的には「不法行為」に当たる。治療費や慰謝料といった金銭問題で泥沼化することもあれば、お互いに「ごめんなさいね」の言葉のやり取りで終わるケースもある。
 そして、大きな問題になるのが犬VS人のケース。ほとんどの自治体には動物愛護法を下敷きにした動物の飼育についての条例が施行されており、事故防止のための措置を飼主に義務づけている。「ちょっと目を離した」「数分、買い物をしただけ」という言い訳は一切通用しないというのが基本。実際に、人への咬傷事故の大半は、飼主としての責任・努力が完全ではなかったが原因である。
 もしも、愛犬が人を咬んでしまったら、決して逃げたり逃げるような態度を見せてはいけない。被害者に、法に則って速やかに行動を起こそう。自分に非がある場合は、条例・動物愛護法違反の現行犯として刑事罰の対象になるし、自分に非がないと主張できる要素があるならば、同様の罪で被害者を訴えることもできる。
 愛犬が車に轢かれた際に、「器物損壊罪」ではなく「傷害罪」を適用させたいという願いを実現させたいのなら、現在課せられている飼主としての義務をよりレベル高く実施するのが大前提だろう。他人や他犬を咬傷した場合に、実は狂犬病ワクチンを接種していなかったことがわかるケースも多い。
 その上で、住民税の納税や戸籍の登録、飼主・愛犬とも特別なトレーニングを受けて認定される等、人間社会全体が納得するに値する仕組みをつくる機運を高めていく必要がある。「愛犬は物じゃない」「愛犬は家族だ!子どもだ」という感情一辺倒では何も変わらない。変わらないどころか、より愛犬が暮らしにくい方向に変わっていくかもしれないことを、今一度考えて頂きたい。家族である愛犬の命を守れるのは飼主だけなのである。


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2018年12月27日

動物のための動物愛護法

 人間も動物の1種類であるのだが、現在のところ人間という動物が繁栄し地球上を(ある意味で)制圧してきた。そこに至って長い年月が経つ中で、人間が人間を傷つける行為だけが悪ではなく、人間以外の生き物についても無駄な殺戮や破壊する行為を行なうことについても、深く考えるようになった結果うまれた考え方が「動物愛護」である。
  日本の動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)が最初に制定されたのは1973年のこと。最近では2013年に改正され、特に、飼主やペット業者の責任や義務が強化された。強化されたというのは、ペットへの虐待や飼育放棄、無責任は販売やブリーディングが社会問題となったからに他ならない。
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2018年12月26日

器物損壊罪が適用される”責任”の意味

 器物損壊罪といえば、お店のガラスや商品を壊したといったイメージが強いため、ペットを「物」に含むのかという疑問を飼主が感じられるのも無理はないが、目的は別のところにある。
 日本に限らず、近代国家の法律は対象を「人」と「物」に分けて制定されている。この場合の「人」「物」の区別は、命があるなしではなく、責任が取れるかどうかというのが基準となっている。
 会社は「人」そのものではないが、「法人」とされ、法律や刑罰の対象とされるが、野良犬に噛まれたり野良犬に庭を汚された場合、野良犬を逮捕し、懲役や罰金を科すことができるかといえば、それは無理な話である。
 しかし、ペットという扱いとなれば「飼主」という「人」が存在する。ペットだけでは、責任が取れないけれど、そこに責任を負う存在として「人」の存在があるからこそ、ペットである愛犬は器物損壊罪の適用がなされるのである。
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2018年12月25日

器物損壊罪と動物愛護法を基本を押さえよう!

・器物損壊罪とは?
 他人の所有物または所有動物を損壊・傷害することを内容とする犯罪で、刑法第261条で定められている。
 [刑法第261条]
  前三条に規定するもののほか、他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。
・器物損壊罪の対象と適用
 器物損壊罪の対象となる「物」にはペットも含まれる。また、「損壊・傷害」には、他人のペットを車で轢く等の殺傷してしまった場合だけでなく、他人の鯉を流したり、鳥籠を解放して鳥を逃がしてしまった場合にも該当する。
 また、器物損壊罪は親告罪である。 警察が勝手に捜査して逮捕というケースはほとんどなく、「物」の所有者が告訴しない限りは罪に問われない。告訴する際には、犯人であると確定できるだけの相当の証拠を集めて6ヵ月以内に提出する必要がある上、特にペット関連については警察で受理される可能性がかなり低いとされている。
・動物愛護法とは?
 正式には、「動物の愛護及び管理に関する法律」。 動物愛護(虐待防止、生命尊重)と動物管理(動物による人の人の生命、身体および財産に対する侵害を防止)が基本目的。
「動物の愛護及び管理に関する法律」全文
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S48/S48HO105.html
・動物愛護法の対象と適用
 動物愛護法の対象となる動物は下記の通り。
牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばとおよびあひる
人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの
 ペットの中でも、犬や猫は対象になるが、両生類以下の脊椎動物ならびに無脊椎動物は適用されないので、飼育している熱帯魚を第三者に故意に殺傷されても、動物愛護法違反は適用されない。
 愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者は2年以下の懲役または200万円以下の罰金、虐待を行った者や遺棄した者は100万円以下の罰金等、さまざまな罰則が規定されてはいる。
 しかし、動物の虐待事案を専門的に取り扱う公的機関がない日本では、動物愛護の観点でも、動物管理の観点でも、動物愛護法がスムーズに機能していない現状があるのはご存知の通りだ。
・器物損壊罪は人間のための法律、動物愛護法は動物のための法律
このように、同じ犬なのに、野良犬には器物損壊罪は適用されず動物愛護法のみ、ペットである愛犬には器物損壊罪と動物愛護法の両方が適用される。これは2つの法律の目的がそれぞれ異なる点が理由として挙げられる。
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2018年12月24日

犬が物として扱われるのは何故?

 「愛犬=物」という短絡的な捉え方は、愛犬そして飼主自身に何らメリットはない。飼主として、知っておかなければならない知識に「器物損壊罪」と「動物愛護法」がある。
 愛する家族である愛犬が「物」と扱われるということはどういうことか。ペットと暮らす生活をしてはじめてわかること、それは、彼・彼女らの存在が「家族」という言葉にどれだけふさわしいかということだ。体調や機嫌に異変があれば心底心配になるし、ニコニコ元気でいると心底嬉しいもの。また、飼主として、たくさんの愛情を伝え、必要な躾やマナーを学ばせる等の努力・工夫をこらし、人間社会の中で、彼・彼女らがストレスなく生きれるように奮闘するのも、まるで我が子にするような当たり前のことかもしれない。
 そんな「家族」の一員のはずであるペットが、ある法律の上では「物」として扱われているのは、意外に知られていなかったり、知っているつもりの飼主でも誤解があるようだ。
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2018年12月23日

愛する家族である愛犬が「物」と扱われるってどういうことだろうか?

 ペットと暮らす生活をしてはじめてわかること、それは、彼・彼女らの存在が「家族」という言葉にどれだけふさわしいかということ。体調や機嫌に異変があれば心底心配になるし、ニコニコ元気でいると心底嬉しいものだ。また、飼主として、たくさんの愛情を伝え、必要な躾やマナーを学ばせる等の努力・工夫をこらし、人間社会の中で、彼・彼女らがストレスなく生きれるように奮闘するのも、まるで我が子にするような当たり前のことと捉えているのではないか。
 そんな「家族」の一員のはずであるペットが、ある法律の上では「物」として扱われているのは、意外に知られていなかったり、知っているつもりの飼主でも誤解があるようだ。
 たとえば、交差点で愛犬が車に轢かれたらどうなるのか。
 交通量はほぼなく、見通しのよい2車線の夜の交差点。青信号で渡ろうとした際に、右折で黒のワゴン車が交差点に入ってこようとする雰囲気がふと気になり、渡っていいはずだが、愛犬に「待て」の指示を与えた。すると、黒のワゴン車はいったん停止どころか、スピードを落とすこともせず、交差点に進入しそのまま走り去ったのだた。それは、恐ろしい経験である。その恐ろしさが過ぎ去った後は、こんな考えが頭を過った。
 「もし、愛犬が車に轢かれたら、運転手には人間1人を轢いたのと同等の罰が下るのだろうか」
 答えは、NO、である。 運転手が犬を轢いた時に基本的に適用されるのは「器物損壊罪」。他人の所有物を壊したという扱いだ。 一方で、野良犬を故意に虐待・殺害した者に適用される法律は、「動物愛護法違反」。動物の命をむやみやたらに傷つけたという扱いだ
 どちらの場合でも人間の子供が車に轢かれたり、故意に虐待・殺害された際と同等の罰が下ることはないし、状況によっては、飼主としての過失が厳しく問われるケースもあるぐらいだ(動物愛護法上、飼主として愛犬が他者に害を及ぼしたり逸走を防止する義務がある)。
 大事な家族なのに、人間の子供と愛犬の違いは異なるのはなぜなのか。 愛犬が「器物損壊罪」で「物」として扱われているのはなぜなのか。 野良犬は「動物愛護法違反」で「命」として扱われるのはなぜなのか。
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2018年12月22日

脱ペットショップ! 犬猫の販売をやめ、保護犬猫の譲渡を事業に!

 JR千葉駅から車で10分ほど。ペットショップ風の店内に入ると、何かが違う。中央にフードや玩具の売り場、左手にトリミングサロン。ペット販売のショーウインドーはどこにもなく、その代わりに木製の囲いがいくつか。その上には里親募集の言葉。囲いの中にいるのは、子犬ではなく、おとなの犬だ……。
 実はこの店、1年前までは「ジャングル」という名前のペットショップだった。2015年10月、(株)アークスが「ジャングル」のペットショップ事業を引き継ぎ、2016年7月にペットの生体販売をやめて、現在のペットの複合施設「アニマルライフ千葉本店」に生まれ変わった。
 「20年以上続けた生体販売をやめました」
  そう説明するのは、アニマルライフの社長の竹堂佳紀さん(40)だ。
 アニマルライフには、動物病院も併設されている。ICUなどの設備を持ち、大学病院と連携。ボランティアが連れてくる保護猫の避妊手術も常時受け付けている。2階には、犬、猫、ウサギなどエキゾチックアニマル用の広々したペットホテルや、老犬・老猫ホーム、しつけルーム、屋上にはドッグランも備えた、複合型施設だ。
 竹堂さんに案内されて里親募集コーナーにいくと、身を乗り出す元気な茶白のミックスの犬がいた。貼り紙にはこうあった。
〈きなこ推定6〜8歳 女の子 お預かり先=千葉動物保護指導センター 備考=男の人と子供が苦手〉
 竹堂さんは「『きなこ』は今年の3月に、千葉市の動物保護指導センターからここに連れて来ました。とてもおとなしく、よい子です。きなこの隣にいるミニチュアダックスの『ぴょんぴょん』(15歳)は、ペットショップ時代からいた(看板犬だった)子です」と説明した。
 アニマルライフでは市などで保護された犬に加え、ペットショップ時代に販売していた犬の新たな家族も探している。業態を転換したきっかけは何だったのか。
 「転機は経営が変わってペット事業を見直したことです。ペットの生体を売ることにスタッフ自身が疑問を持ち、世の流れ的にも生体販売をすることが合わなくなってきた。その中での決断でした」
 アニマルライフには「ぴょんぴょん」のように、ある程度の年齢に達した純血種の犬も複数いる。主に、ペットショップ時代に売れ残ってしまった子だ。
 「他のペットショップさんはわかりませんが、うちでは売れ残った犬や猫たちはお店でずっと面倒を見続けています。これまでに里親さんにお引取りいただいたり、スタッフが引き取ったりしたケースもありますが、まだ残っている子たちもいます。過去にはショップでブリード(繁殖)を行っていた時代もありました。私達はそうした責任も踏まえて、その子たちの幸せなくして、保護譲渡活動は行えないと思っています」
 そのために、保護犬と純血犬とが同じように並んでいるのだ。
 15年間、ペットのジャングルでスタッフとして働いてきた笹谷佐知子さんはいう。
 「お子さんが小さいから子犬や子猫と一緒に成長させたいという考えの方もいる。押し付けるわけでなく、成犬を引き取るという選択肢もある、ということをお知らせしたいですね」
 アニマルライフでは、希望者はいつでも飼い主を募集している犬や猫に会うことができるほか、月に1度、大規模な譲渡会を開いている。譲渡する犬は、インストラクターが問題行動などを起こさないようにトレーニングする。譲渡前には、どんな風に迎え入れてくれるのか、家庭訪問にもいく。譲渡の際は、避妊・去勢手術、ワクチン接種、検査などにかかった費用として、引き取り手から一律35,000円をもらう。
 昨年7月からの約1年で、ペットショップ時代からいた犬猫を含め、犬26匹と、猫6匹に新たな家族が見つかった。
 生体販売をしていないことを知らずに、今まで通り「純血の子犬を飼いたい」と訪れる人もいる。だが、説明すると、店で飼育していた成犬や、保護犬を引き取るケースもあるという。
 千葉県市川市にも、ペットショップから業態を変えた「アニマルライフ南行徳店」がある。こちらはまだガラスのショーウィンドーのままだが、いずれ改装して、ペットショップのイメージを一新したいという。
 ペットの複合施設に変わったアニマルライフだが、経営は楽ではない。竹堂さんは「全体の収益は動物病院やトリミングサロンなどに頼っていますが、全体でも赤字です」と話す。
「私は業態が変わった後、途中から社長に就きました。ペット業界を知らずに飛び込みましたが、えっと思うくらい事業の運営は厳しい。それでも引き受けたのは、譲渡という形がこれからの時代に必要だと思ったから。飼育放棄や殺処分などの現実を知り、助けたい、命に関わる仕事につきたいという思いが高まりました。スタッフの実直さを目の当たりにしたことも後押しになっています」
 竹堂さんは、続ける。
 「千葉動物保護指導センターには、『きなこ』のように飼い主さんに見捨てられた子、前の飼い主さんが首輪をきつくしめたまま成長して首輪の跡が残る猫、捨てられ畑でさまよっていた子など、人の都合でつらい思いをした子が多くいる、その子たちを幸せにするお手伝いができればと思っています」
 試行錯誤で苦労の連続というが、竹堂さんもスタッフ陣も前向きだ。
 「私どもの活動を広げ、まず千葉県内にいる犬や猫を救い出したい。殺処分ゼロという数字だけでなく、ペットに対する意識改革が必要だと考えています」
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2018年12月20日

こんな場合も罪になる−ペットにまつわる違法の例

・拾ってきた他人のペットを自分のペットにした
 他人に飼われているペットを拾得し、そのまま黙って自分のペットとして飼った場合は、占有離脱横領罪に問われ、1年以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられる可能性がある。
 だだし、拾得後7日以内に警察に届け出て、6ヵ月間飼主が現れない場合には拾得者の所有が認められる。
 ・ペットの死体を公共の場所に勝手に埋めた
 そもそも、狂犬病予防法により、飼い犬は死亡後30日以内に市町村長に死亡届を提出するよう義務付けられていて、違反すると20万円以下の罰金に処せられる。
 また、みだりにペットの死体を遺棄した場合、50万円以下の罰金に処せられる可能性がある。
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狂犬病予防法

  日本には昭和25年以降、狂犬病予防法という法律があり、飼い犬に年に一度の予防接種を義務付けている。
 ・犬の登録申請、変更事項の届出、鑑札の着用を怠った場合は、20万円以下の罰金
 ・犬の狂犬病予防接種、注射済票を付けない場合は、20万円以下の罰金
 ・狂犬病に罹った犬、罹った疑いのある犬、もしくはこれらの犬等に噛まれた犬の所在を保健所に届けなかった場合や隔離しなかった場合は、30万円以下の罰金
 ・狂犬病に関する義務を放棄し、予防員の指示に従わなかった場合は20万円以下の罰金
 ・狂犬病発生に伴う、けい留命令、殺害禁止、死体引渡し、検診および予防注射、犬の移動制限、交通の遮断または制限、集合施設の禁止に違反した場合は、20万円以下の罰金
 現在、日本では狂犬病の発生はないが、世界にはまだ、狂犬病の脅威にさらされている国々が数多く残っている。犬、人間ともに致死率の高い病気だけに、その予防については法でかなり厳しく義務付けられている。
posted by IT難民 at 06:01| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする